スプレッドシートのTODAY関数とは
TODAY関数は、現在の日付を日付値として返すGoogleスプレッドシートの組み込み関数です。この関数は引数を必要とせず、シンプルにTODAY()と記述するだけで、現在のコンピューターシステムの日付を取得できます。
TODAY関数は揮発性関数と呼ばれる特殊な関数に分類され、スプレッドシートが再計算されるたびに自動的に更新される性質を持ちます。この関数は時間成分を含まない日付のみを返すため、現在の時刻まで必要な場合は別のNOW関数を使用する必要があります。
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TODAY関数の基本的な使用方法
TODAY関数を使用する際は、任意のセルにTODAY()と入力するだけで現在の日付を取得できます。この関数はパラメータを必要としないため、括弧内には何も記述する必要がありません。
=TODAY()
関数を入力した後にEnterキーを押すと、そのセルには現在の日付が表示され、スプレッドシートが開かれるたびに最新の日付に自動更新されます。日付の表示形式は、スプレッドシートの設定や地域設定に応じて自動的に調整されます。
TODAY関数で取得した日付は、他の日付関数や数式と組み合わせて計算に使用できます。例えば、TODAY関数から特定の日数を加算したり減算したりして、未来や過去の日付を算出する計算式を作成できるのです。
TODAY関数のパフォーマンスへの影響
TODAY関数は揮発性関数として分類されているため、スプレッドシートの再計算が行われるたびに値が更新される仕組みになっています。この特性により、大量のTODAY関数を使用するとスプレッドシート全体の計算速度が低下する可能性があります。
=IF(TODAY()>A1,"期限切れ","有効")
パフォーマンスの問題を回避するためには、TODAY関数の使用頻度を最小限に抑え、必要な場合のみ使用することが重要です。特に大規模なデータセットや複雑な計算式が含まれるスプレッドシートでは、TODAY関数の数を制限することで全体的な動作速度を改善できます。
また、TODAY関数は常に最新の日付を返すため、過去の特定の日付を固定したい場合は、値の貼り付け機能を使用してTODAY関数の結果を静的な値に変換することが推奨されます。これにより、日付が変更されることなく、スプレッドシートのパフォーマンスも向上させることができます。
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