KDDIの「三太郎」CMシリーズ、新たな試みとしてAI生成アニメを年始に放映
KDDIは2024年に迎える「三太郎」CMシリーズの10周年を記念し、地上波テレビでAI技術を駆使したアニメーションCMを新年より放映すると発表した。
この特別CMは、過去に放映された約160本の三太郎シリーズから選ばれたシーンを、AIがアニメーション化するというもの。
これまでにも多彩な表現で視聴者を楽しませてきた三太郎CMだが、AIを使ったアニメーション制作は初の試みである。
年始の3日間限定で放映されるこのCMは、その後もKDDIの公式YouTubeチャンネルで視聴可能となる予定だ。
また、KDDIは生成AIを活用した特設サイトも公開し、ユーザーが自分だけの三太郎MVを作成できるサービスを提供する。
au「三太郎」シリーズ、CM好感度で注目されるKDDIのブランド戦略
KDDIの「三太郎」CMシリーズは、その魅力的なキャストと斬新なストーリーで幅広い世代から支持を受けており、CM総合研究所が発表した2023年度の「BRAND OF THE YEAR」に選出されるなど、高い評価を獲得している。
2015年度から始まり、9年連続でこの栄誉を受けているKDDIのブランド戦略は、今後も多くの注目を集めることだろう。
特に、AI技術を駆使した最新の試みは、広告業界における新たなトレンドを生み出す可能性を秘めている。
自社CMをAIでアニメーション化し、さらにユーザー参加型のコンテンツを提供することで、視聴者との新たなつながりを築く試みは、他の企業にとっても参考になるだろう。
このような革新的なアプローチは、KDDIのブランド価値をさらに高め、今後も多くの人々に愛され続けるCMシリーズを創造することに寄与するだろう。
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