グーグルのGmail、新ポリシーで迷惑メール対策を強化
2024年1月12日、[1]グーグルはメールアプリ「Gmail」に新たなポリシーを導入することを発表。
この新ポリシーでは、大量送信者への対応が中心となる。
Gmailは現在、日々約150億件の迷惑メールをAI技術でブロックしており、その結果、スパムやフィッシング、マルウェアの99.9%以上がフィルターされている。
2023年から、Gmailアドレス宛のメールに対して認証が義務付けられ、未認証メールは75%減少した。
グーグルは2024年2月までに個人向けGmailの大量送信者に対し、メール認証設定の強化、配信停止リクエストの迅速な処理を義務付けるポリシーを導入する計画である。
メール業界の連携強化、グーグルとYahooの取り組み
新ポリシーにより、不要なメールの受信をユーザーが容易に停止できるようになる見込みだ。
さらに、送信者に対してスパム率の明確なしきい値を設定し、迷惑メールの減少を目指す。
これは業界初の試みであり、迷惑メール問題への効果的な対策となることが期待される。
グーグルによると、Yahooなどの業界パートナーもこれらのポリシーの導入の必要性を認識しているらしい。
これらの変更は、メールの世界での協力による継続的な取り組みの一環として位置づけられている。
今後、このような業界全体の協力により、メールの安全性がさらに向上することが予想されるだろう。
References
- ^ Google Japan Blog. 「 Google Japan Blog 」. https://japan.googleblog.com/, (参照 24-01-15).
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