株式会社レビックグローバルは、2026年6月30日、eラーニング教材『AI時代の「企画力」マスターコース』をリリースしました。
『AI時代の「企画力」マスターコース』が示すAIと人間の役割分担
生成AIの普及により、調査・整理・たたき台の作成といった作業はAIが高速で担えるようになりました。一方で、「そもそも何が課題なのか」を問い、「なぜそれをやるのか」を構想し、組織を動かして実現する企画力は、人間にしかできない仕事として価値を増しています。
「AIに仕事を奪われるのでは」「企画を任されたが、何から手をつければよいかわからない」という不安や戸惑いに応えるため、同社はAI時代に求められる企画力を学べる教材を開発しました。ストーリーで自分ごと化しながら学べる構成です。
『AI時代の「企画力」マスターコース』の3つの特徴と4つのステップ
特徴の1つ目は、AIと人間の「役割分担」を体系的に習得できる点です。AIは情報整理と発散、人間は意味づけと意思決定という形で両者の領域を明確に切り分け、「AIを使いこなす側」になる思考法を体系化しています。AIの強みである「スピード・網羅性」と、人間の強みである「現場感や熱意、責任」を掛け合わせる発想を、実務シーンに即して学べます。
特徴の2つ目は、企画づくりの全工程を4つのステップでカバーする構成です。「問いの設計」「発想と収束」「企画の構成」「共感と実装」の4ステップに分解しています。
各ステップでは、Why思考やSCAMPER法、PREP法といったフレームワークを扱う構成です。空・雨・傘やピラミッドストラクチャー、ステークホルダー分析なども、実務に即して段階的に習得できます。
特徴の3つ目は、ストーリー学習によって理論を「使える技術」に変換する点です。食品メーカーに所属する若手社員と先輩社員の会話劇を通じて、企画づくりの過程を疑似体験できます。「TikTokをやれば絶対バズる」と意気込んだものの、企画を却下される若手社員が、自社の直営カフェの立て直しに挑むストーリーを軸に、自分の現場ならどう使うかを考えながら学べる構成です。
講座は以下の通り、全7章で構成されています。
- 第1章 企画とは
- 第2章 AI時代の「企画力」再定義
- 第3章 STEP1 問いの設計
- 第4章 STEP2 発想と収束
- 第5章 STEP3 企画の構成
- 第6章 STEP4 共感と実装
- 第7章 まとめ 企画力を磨き続ける日常習慣
第4章では「100案から1案」を絞り込む評価軸や差別化を生む「+1%の人間らしさ」を学べます。第6章ではステークホルダー分析や根回し、プロトタイピングとMVP思考といった、組織の賛同を得て形にするための内容です。
『AI時代の「企画力」マスターコース』概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社レビックグローバル |
| 講座名 | 『AI時代の「企画力」マスターコース』 |
| 利用費用 | 5,500円(税込)/人 |
| 利用期間 | 12ヵ月 |
| 標準学習時間 | 約120分 |
| 構成 | 全7章21セクション |
| 学習スタイル | 動画、章末テスト、ワークシート |
| 設立 | 1977年 |
trends編集部の一言
企画力を「センスではなく技術」として体系化し、AIとの役割分担を明確に切り分けている点は、業界全体への示唆を含む取り組みと言えます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、AIに発想や情報整理を委ね、人間が意味づけと意思決定を担うという分担は注目すべき構造です。この分担は、コンテンツ制作やキャンペーン企画の現場でも共通して語られてきたテーマであり、業界全体の役割分担を再整理する動きとして読み取れます。
ストーリー形式で学ぶ設計も注目される点です。同種のeラーニング教材では、フレームワークを単体で提示するよりも、実務シーンに近い文脈で学習させる手法が広がりつつあります。マーケティング業界の動向としても、ストーリー型学習を採用するサービスが増えていく可能性があります。
References
- ^ PR TIMES. 「【新商品リリース】レビックグローバルが、eラーニング教材『AI時代の「企画力」マスターコース』を発売 | 株式会社レビックグローバルのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000183.000093972.html, (参照 26-07-01).
