株式会社Rabona AIは、本人の顔・声・話し方を学習したAIアバターが営業・採用活動を代行する「AIクローン」を正式リリースしました。
AIクローンが解決を目指す「その人にしかできない仕事」による組織の成長上限
営業も採用も、最終的な成果を左右するのは「誰が話すか」という点です。トップ営業の商談や代表自らの会社説明は成果に直結しますが、成果が出るほどその人の時間がボトルネックになります。
一方で、労働力人口の減少により営業・採用の人手不足は年々深刻化しました。「人を増やして解決する」選択肢は、多くの企業にとって現実的ではなくなりつつあります。
株式会社Rabona AIはこれまで、AIが架電・受電を自動化する「AIテレアポ」「AIコールセンター」を通じて、音声AIによる営業活動の自動化を進めてきました。今回の「AIクローン」は、その技術を「声」から「顔・人格」へ拡張し、その人にしかできない仕事そのものを複製可能にするサービスです。
AIクローンの仕組みと活用シーン
「AIクローン」は、本人の顔・声・話し方を学習したAIアバターが、WebサイトやオンラインミーティングツールZoom・Google Meetで本人に代わって対話するサービスです。わずか2分の動画素材をアップロードするだけで数時間後にトレーニングが完了し、完成した分身が24時間365日稼働します。導入の流れは、3ステップです。
- 2分程度の動画・音声をアップロード
- 知識ベース(製品資料・FAQ)と話し方を設定
- Webサイトに埋め込み、またはMeet・Zoomに招待
完成したAIクローンは、サービスサイトや採用ページへの埋め込みによる1対1の対話対応、初回商談やカジュアル面談・説明会への自動参加など、幅広い顧客接点で活用できます。Zoom・Google Meetに参加した際は、議事録の自動作成とフォローアップまで代行します。対話内容は分析ダッシュボードへ蓄積され、稼働実績を可視化できる点も特徴です。
完成したAIクローンには、製品資料やFAQを知識ベースとして学習させることができ、話し方・口調・NGワードまで細かくカスタマイズできます。
想定される主な活用シーンは以下の通りです。
- 営業:LPに分身を常駐させ確度の高い見込み顧客を本人へ引き継ぎ
- 採用:代表や現場エースの分身が24時間カジュアル面談・会社説明を実施
- カスタマーサクセス:オンボーディングやよくある質問への一次対応
- 講師・コンサルタント:自分の知見を学習した分身が受講者・クライアントの質問に随時回答
AIクローン先着10社限定トライアルプランの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | AIクローン |
| トライアル対象 | 営業・採用・カスタマーサポート業務でAIクローンの活用を検討する法人 |
| トライアル費用 | 7万円〜 |
| 募集枠 | 先着10社限定 |
| 申込先 | https://clone.rabona-ai.com/ |
| AIテレアポトライアル | 5万円〜(https://www.rabona-ai.com/) |
trends編集部の一言
稼働実績をダッシュボードで可視化できる設計は、単なる自動応答ツールにとどまらない可能性を示しています。「顧客が実際に何を聞いてくるか」がデータとして蓄積されれば、コンテンツ改善のサイクルにも直結するでしょう。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、説明会や個別相談の対応に担当者の時間が集中しすぎる傾向は業界横断で共通しており、「誰が話すか」の属人性が組織のスループットを制約する構造は以前から課題として語られてきました。業界全体としては、属人化した説明業務をAIで代替しながら、対話データを次の施策改善に還元するという循環設計へのニーズが高まっています。先着10社限定という枠組みは、企業が初期リスクを抑えて音声・アバターAIの業務適合性を検証する動向とも合致しており、同種サービスでも段階的な導入支援を設ける事例が増えつつある流れの一例と見られます。
References
- ^ PR TIMES. 「【国内初】顔・声・話し方を再現する「AIクローン」で営業・採用を自動化。東大発Rabona AIが正式リリース、先着10社限定のトライアルプランを開始 | 株式会社Rabona AIのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000181893.html, (参照 26-06-12).
