ユニバーサルナレッジ株式会社は、2026年4月30日、次世代AIサイト内検索エンジン「ユニサーチ」をケニス株式会社が運営する『りかなび』および『りかなびforスクール』に導入しました。
ユニサーチ導入先「りかなび」「りかなびforスクール」を運営するケニス株式会社
ケニス株式会社は、1947年の創業以来「科学と共に栄える」を理念に掲げ、教育現場から最先端の研究施設まで日本の科学技術を支えてきた専門商社です。取り扱いアイテムは約20万点に及び、業界トップクラスのシェアを誇ってきました。
同社は「理科教育」と「研究開発」の2つのフィールドで専門ECサイトを展開しています。『りかなび』は研究者や理化学に携わるプロフェッショナル向けの検索・情報サイトで、詳細な仕様や実験動画、在庫情報を即座に確認できます。
『りかなびforスクール』は学校・教育機関に特化した検索・注文サイトです。「学年」「単元」「メーカー」といった先生方の実務に即したカテゴリーから、必要な実験器具を直感的に絞り込めます。
ユニサーチの主な検索機能
今回導入された「ユニサーチ」は、約20万点の商品ラインナップを抱える両サイトにおいて、教育・研究現場特有の課題に対応する検索体験を提供します。主な機能は次の3点です。
- 関連キーワードの自動提案(材質・形状・用途ごとに絞り込み条件を先回りして提示)
- 表記揺れの吸収(「三角フラスコ」と「マイエル」、「シャーレ」と「ペトリ皿」、「pH計」と「ペーハー計」などの異表記を同一意図として処理)
- キーワード・カテゴリ・履歴の予測表示(入力中にリアルタイムで候補を提案)
たとえば「ビーカー」と検索すると、PPビーカー・ステンレスビーカー・磁製ビーカー・石英ビーカー・PFAビーカー・トールビーカー・サニタリー口付ビーカー・厚手ビーカーといった絞り込みワードが即座に提示されました。材質や形状ごとの候補をクリックひとつで選べるため、専門性の高い商材選びにおける離脱防止に貢献しています。
表記揺れへの対応では、英数字の全角・半角の違いや型番のハイフンの有無まで柔軟に吸収し、検索結果0件を防ぐ設計です。数万点の教材の中から目的の商品へ確実に導くことで、多忙な先生や研究者の業務負荷を大幅に軽減しました。
ユニサーチの「りかなび」「りかなびforスクール」導入概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | ユニバーサルナレッジ株式会社(東京都渋谷区恵比寿1-24-16 カルチェ恵比寿301) |
| 代表者 | 代表取締役 井上俊一氏 |
| 導入日 | 2026年4月30日 |
| 導入先 | ケニス株式会社が運営する『りかなび』および『りかなびforスクール』 |
| サービス種別 | 次世代AIサイト内検索エンジン |
| 対象商品数 | 約20万点 |
| 主な機能 | 関連キーワード提案、表記揺れ吸収、キーワード・カテゴリ・履歴サジェスト |
| 導入先サイト URL | https://www.rikanavi.com/ / https://school.rikanavi.com/ |
| ケニス株式会社 | 大阪府大阪市北区天満2丁目7-28 / 創業1947年 |
trends編集部の一言
約20万点という商品数は、ECサイトの検索設計において相当な難易度を持った課題でした。「三角フラスコ」と「マイエル」、「シャーレ」と「ペトリ皿」のように、同じものを指す呼び名が現場ごとに異なる状況は、理化学業界に限らず製造業や医療・介護分野でも広く見られます。
業界全体としては、こうした表記揺れの吸収が「検索離脱率」の改善に直結するという認識が、ECサイト運営者の間でようやく広がってきました。マーケティングの現場においても、商品名や機能名の表記ゆれがコンテンツの検索ヒット率に影響する場面は少なくありません。
業界全体としては、検索結果0件を防ぐ設計思想が社内ナレッジベースやFAQシステムの領域にも広がりつつあり、ユーザー体験の根幹を支える要素として改めて注目されています。
References
- ^ PR TIMES. 「ケニス株式会社が運営する「りかなび」「りかなびforスクール」にAIサイト内検索「ユニサーチ」を導入。検索精度を大幅向上 | ユニバーサルナレッジ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000082197.html, (参照 26-06-09).
