株式会社mugendAIは、総合型選抜対策AI「アオマル」の志望理由書支援機能の提供を開始しました。
志望理由書づくりの課題とアオマルが提供する一気通貫の支援
総合型選抜・学校推薦型選抜は拡大傾向にあり、「年内入試」への対策の重要性は年々高まっています。2027年度入試(来年4月入学)に向け、多くの大学で募集要項や志望理由書の様式が公開され、受験生がいよいよ出願書類を書き始める時期を迎えました。
志望理由書の書き出し段階でつまずく生徒は少なくありません。「自分が何を書きたいのか定まらない」「興味のあるテーマはあるが、志望理由に落とし込めない」といった悩みが典型的です。指導する先生・講師の側にも、生徒一人ひとりの志望理由書を何度も添削する大きな負担がのしかかっています。
「アオマル」は、書き出す前から書き上げるまでを一つの流れで支援し、生徒の自走と先生・講師の指導効率化を同時に実現します。
アオマルの3つの機能が連携する志望理由書作成フロー
「アオマル」の強みは、個々の機能が単独で完結するのではなく、自己分析・社会課題の壁打ち・志望理由書添削が一本の流れとして、つながっている点です。前の機能で生み出した内容が次の機能に引き継がれるため、一貫した志望理由書を組み立てられます。主な機能は以下の3つです。
- STEP1 自己分析:AIとの対話で「自分の軸」を見つける
- STEP2 社会課題探求:時事ニュース壁打ちで問題意識を言語化する
- STEP3 志望理由書添削:大学DBと生徒の考えを掛け合わせて磨き上げる
STEP1では、生徒がAIからの質問にチャット形式で答えるだけで、自分の経験・価値観・強み・興味関心・将来像を整理できます。AIがさらに深掘り質問を重ねるため、生徒自身も気づいていなかった強みや志望理由の材料が見えてきました。
STEP2では最新の時事ニュースを題材に、「あなたはどう考えるか」というAIの問いに答えていくことで、社会課題に対する自分の意見を言語化できます。STEP3では大学・学部ごとのアドミッション・ポリシーや合格者データを蓄積した大学データベースと、自己分析・社会課題の壁打ちで引き出した生徒個人の考えを掛け合わせ、AIが多角的に添削します。
AIは、完成文を代筆するのではなく、「改善提案」という形をとる設計です。生徒は自分の思考を奪われることなく、何度でも書き直しながら、志望理由書を練り上げられます。手書きの志望理由書にも対応しており、紙に書いた原稿を撮影・読み取り(OCR)するだけでそのままAI添削にかけることも可能です。
アオマルが実現する先生・講師向け総合型選抜支援
この一連の流れは、教育機関にとっても大きな価値をもたらします。これまで、志望理由書の指導では初歩的な文章の手直しや基礎的なフィードバックの繰り返しに多くの時間が割かれてきました。「アオマル」は、こうした負担の大きい初期添削をAIが肩代わりする設計です。
生徒が「アオマル」で一定水準まで仕上げた志望理由書をもとに指導できるため、先生・講師は限られた時間を以下のような本質的な関わりに充てられます。
- 生徒の将来像や進路をともに考える進路相談
- 志望校との適合性を高める個別アドバイス
- 志望理由書の最終的なブラッシュアップ
- 受験本番に向けた精神面のサポート
AIによる支援の活用は、講師の経験の有無にかかわらず一定水準の総合型選抜指導を提供しやすくする仕組みです。複数校舎・複数講師の体制でも指導品質のばらつきを抑えられ、属人的だった総合型選抜対策を組織として、再現性を持って提供できるサービスへと変えていけます。
アオマルのサービス概要と導入キャンペーン
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | アオマル |
| カテゴリ | 総合型選抜対策AI |
| 対象 | 高校・学習塾 |
| 主な機能 | 自己分析・社会課題壁打ち・志望理由書添削・小論文対策・AI模擬面接・生徒管理 |
| 導入実績 | 大手学習塾2社・中小規模の学習塾20社・高校10校(提供開始から約半年) |
| 利用開始時期 | お申し込み当日から利用可能 |
| キャンペーン | 30アカウント以上の申し込みで10アカウント分を無償提供 |
| 開発元 | 株式会社mugendAI |
| 設立 | 2024年6月 |
| 所在地 | 東京都千代田区神田佐久間町3-38 第5東ビル 8F |
| 代表 | 西江 弘毅氏 |
| 会社HP | https://mugend-ai.com/ |
| サービスLP | https://ao-maru.com/ |
trends編集部の一言
提供開始から約半年で大手学習塾2社・中小規模の学習塾20社・高校10校への導入が進んだという数字は、現場の課題感の大きさを示すものです。総合型選抜の拡大が続く教育業界全体としては、「初期添削の負担」は多くの教育機関に共通する課題として定着しており、そこをAIで肩代わりするアプローチは業界全体として的を射た課題設定と言えます。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、クリエイティブのファーストドラフト作成や初稿レビューに担当者の時間が吸われる構造と非常に似た構図です。「専門家が本質的な判断に集中できる状態をAIがつくる」という設計思想は、教育に限らず、人手不足が深刻な現場全般における共通の解決アプローチとして業界横断で注目されています。自己分析から添削まで一気通貫でデータが引き継がれる設計も、他業種のDX事例における有用なモデルケースと言えるでしょう。
References
- ^ PR TIMES. 「総合型選抜AI『アオマル』、"志望理由書づくり"を一気通貫で支援 ― 自己分析からAI添削まで連携し、教員の添削負担を軽減 | 株式会社mugendAIのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000151929.html, (参照 26-06-01).
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