株式会社Shirofuneは2026年4月21日、AIクリエイティブ改善ツール「I'm Creative」の大型アップデートとして、新環境「Creative Base」を2026年5月より順次提供開始すると発表しました。
「I'm Creative」新環境Creative Baseの背景と狙い
デジタル広告の領域では、成果を左右する要素としてクリエイティブの重要性が高まっており、生成AIを活用した業務効率化の動きが広がっています。汎用生成AIでは単発の分析やアイデア出しは可能であるものの、案件固有の文脈や配信実績、競合情報などを正しく結びつけて実務で使えるアウトプットに落とし込むことには限界があったと同社は説明しています。
「I'm Creative」は2024年11月の正式リリース以降、累計30万点超のクリエイティブ分析と10万点超の改善構成案生成の実績を積み重ねてきました。Creative Baseはその考え方をさらに発展させた新環境であり、広告クリエイティブ改善に必要なデータ資産とフローを一体で組み上げることによって、実務で使えるアウトプットの生成と活用までを一貫して支援する構えです。
Creative Baseが備える3つの特長
Creative Baseは広告クリエイティブ改善業務に特化した環境として、情報の蓄積・整備からアウトプットの生成、さらに次の改善サイクルへの再活用までを一連の仕組みで構成しています。同社はこれらの特長がそれぞれ独立した機能ではなく、実行まで届くための連動する仕組みであると位置づけており、主な特長は次の3点です。
- ナレッジ管理による分析精度の向上
- 構成案の仕上げから提案資料化まで一気通貫
- 蓄積された知見の新規制作・改善への展開
1つ目のナレッジ管理では、Googleドライブ連携によって議事録や定例資料、ブランドレギュレーションなどを案件ごとの情報資産として蓄積・整備し、自動実行される比較分析・傾向分析の結果も取り込まれます。取り込む情報の選定や精査・修正はAIの提案をもとにユーザー主体で管理でき、案件ごとに精度の高い土台を維持できる仕組みです。
実務活用とナレッジ展開の仕組み
2つ目の特長である実活用の面では、蓄積・整備された情報をもとに実務で使える形まで落とし込める点が挙げられます。Googleドライブ連携により所持素材を構成案に当て込めるほか、レギュレーションの確認や任意の画像編集にも対応しており、主なポイントは次の通りです。
- 所持素材の構成案への当て込み
- レギュレーション確認・画像編集に対応
- 提案資料のPowerPoint出力
- スプレッドシート・MCP連携を今後予定
3つ目のナレッジ活用では、自社内の他案件で成果を上げたクリエイティブの参照や、外部ツール連携による競合・他社の出稿データを参考にした制作、ホワイトスペース分析からの制作などが可能になります。既存クリエイティブのブラッシュアップでは、過去の分析をもとに自動生成された構成案からすぐに活用でき、レイアウトバリエーション生成にも対応します。
「I'm Creative」の利用実績と提供概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式リリース | 2024年11月 |
| 分析実績 | 累計30万点超 |
| 構成案出力数 | 2026年3月末時点で10万点 |
| 成果事例 | CPAを40%改善した広告主あり |
| 予算獲得事例 | 従来比5倍の広告予算を獲得 |
| Creative Base提供 | 2026年5月より順次開始 |
| 運営企業 | 株式会社Shirofune |
| 所在地 | 東京都中央区 |
trends編集部の一言
広告クリエイティブの改善業務で生成AIを使ってみると、単発のアイデア出しには便利でも案件固有の文脈を踏まえた提案にまで仕上げる工程で手が止まる場面が少なくありませんでした。Creative Baseが掲げる「分析から提案資料化までを一つの環境でつなぐ」というコンセプトは、実務で感じていた断絶を埋めようとする発想であり、特にGoogleドライブ連携による案件ドキュメントの自動取り込みは日常のワークフローに組み込みやすい設計だと感じます。
ナレッジが案件単位ではなく組織全体で再活用できる仕組みは、複数案件を並行して運用する広告代理店やインハウスチームにとって運用効率の底上げにつながりそうです。累計30万点超の分析実績やCPAを40%改善した事例など、具体的な数字が公表されている点からも、導入検討の際に費用対効果を社内で説明しやすい材料が揃っているのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「AIクリエイティブ改善ツール「I’m Creative」大型アップデートで新環境「Creative Base」を5月より順次提供開始 | 株式会社Shirofuneのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000016578.html, (参照 26-04-22).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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