LINE WORKS PaperOnがアップデート、AI-OCRと生成AI活用の「"AIおまかせ"モデル」で非定型文書のデータ化を自動化
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LINE WORKS株式会社は2026年4月20日、文書処理自動化ソリューション「LINE WORKS PaperOn」のアップデートを実施し、提供を開始しました。
LINE WORKS PaperOnのアップデートで非定型文書のデータ化精度が向上
今回のアップデートでは、AI-OCRと生成AIを組み合わせた「"AIおまかせ"モデル」が追加されました。従来のOCRでは対応が難しかった非定型文書について、取引先ごとにレイアウトが異なる注文書や、フォーマットが統一されていない自由形式の文書でも、読み取るべき項目を認識・理解してデータ化できます。
あわせて「ファイル自動仕分け(プロジェクトの自動分類)」機能も搭載されています。アップロードされた帳票や書類の内容を解析し、事前に設定したキーワードに基づいて適切なプロジェクトへ自動で分類する仕組みで、従来必要であった仕分け作業が不要となり、大幅な工数削減を実現します。
読み取り結果の修正・変換を省力化する3つの機能強化
読み取り結果の確認・修正に要する工数を削減するため、3つの機能が強化されました。1つ目は「AIによる修正提案」で、前後の文字の関係から単語や文章として自然に感じる文字への補正を提示します。
- AIによる修正提案
- 過去の修正履歴の適用
- マスターデータによる自動変換
2つ目は「過去の修正履歴を適用」する機能で、同じ間違いが再度発生した場合に過去の対応内容から補正案を提示し、繰り返し発生しがちな手間を削減します。3つ目の「マスターデータによる変換」では、読み取った値や文字列をユーザー定義のマスターデータに基づいて自動的に補完・変換できます。
LINE WORKSとの連携強化でモバイルからの書類アップロードに対応
「LINE WORKS」との連携も強化され、スマホやモバイル端末で撮影した帳票・書類を、トークやメールから複数まとめて直接アップロードできるようになりました。現場で作成した日報や点検表、作業報告書などを撮影して送るだけで、事務作業を完了できます。
- トーク・メールからの複数同時アップロード
- LINE WORKS Driveへの原本自動保存
- プロジェクトごとの共有フォルダ指定
PaperOnにアップロードされた文書の原本画像は、LINE WORKS Drive内に自動で保存されます。プロジェクトごとに任意の共有フォルダを指定できるため、データ管理や監査対応がスムーズになります。
LINE WORKS PaperOnのアップデート概要と対応プラン
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供開始日 | 2026年4月20日 |
| 対象サービス | LINE WORKS PaperOn |
| 主な新機能 | "AIおまかせ"モデル、ファイル自動仕分け |
| AI機能対応プラン | スタンダード、アドバンスト |
| その他機能対応 | 全プラン(ライト含む) |
| 提供企業 | LINE WORKS株式会社 |
trends編集部の一言
OCRツールを導入しても「仕分け」や「修正」、テンプレート作成といった前後工程がボトルネックになる課題は、紙書類の多い現場で業務改善に取り組んだ経験があれば身に覚えのある話です。自社でもノーコードツールで帳票処理の効率化を試みた際、読み取り精度よりもその前後の手作業に時間を取られた記憶があり、今回の「前後工程を一体的に解消する」というアプローチは実務的な着眼点だと感じました。
特に「"AIおまかせ"モデル」によるテンプレート不要の非定型文書対応は、取引先が多くフォーマットの統一が難しい中小・中堅企業の購買部門や営業事務にとって、導入障壁を下げる要素になりそうです。LINE WORKSのトークから直接アップロードできる連携も、現場スタッフが日常的に使っているツールの延長線上で完結する設計であるため、ITリテラシーを問わず定着しやすい仕組みだと感じました。
References
- ^ PR TIMES. 「文書処理自動化ソリューション「LINE WORKS PaperOn」がアップデート。AI-OCRと生成AIで、非定型文書を高精度にデータ化する「”AIおまかせ”モデル」、ファイル自動仕分け機能を追加。 | LINE WORKS株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000531.000020202.html, (参照 26-04-21).
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