株式会社Kotoba Technologies Japanは2026年4月17日、ソフトバンクが同日より提供を開始したキャリアフリーサービス「だれでもAI」において、同社の同時通訳アプリのサービス連携を開始したと発表しました。
Kotobaの同時通訳アプリが「だれでもAI」で利用可能に
「だれでもAI」は、ソフトバンクが提供する、話題のAIを簡単な操作で気軽に体験できるキャリアフリーサービスです。今回の連携により、Kotobaが研究開発を行う生成AIモデルを活用した、リアルタイム音声通訳技術を同サービス上で体験できるようになりました。
ソフトバンクやワイモバイル、LINEMOの契約者を対象に、同時通訳アプリの有料プランを新規契約した場合には、3カ月間月額料金94%OFFの特典が用意されています。大幅な割引価格で利用できる仕組みを整えることで、より幅広いユーザー層への訴求を図る構えです。
日韓Speech-to-Speechモデルの特徴
同時にリリースされた日韓同時通訳モデルは、Kotoba Technologies Japanが独自に研究・開発した、生成AIモデル「Koto」を基盤としています。音声から音声へ直接通訳を行う、end-to-end型のアーキテクチャを採用しており、低遅延かつ高精度な通訳を実現する点が特徴です。
- 日韓間の平均遅延は約1〜2秒
- 日英間を大きく下回る低遅延
- 言語構造が近い日韓間に最適化
- end-to-end型の生成AIモデルを採用
同社によると、有効なAI同時通訳ツールがこれまで十分に存在しなかった日韓間において、前例のない水準の高品質なAI同時通訳を実現するとしています。今後は日本語や英語、中国語・韓国語・スペイン語を中心に、高精度な音声AIモデルの開発を継続し、今年度中にさらなる精度向上に取り組む方針です。
「だれでもAI」連携とKotobaの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | だれでもAI |
| 提供元 | ソフトバンク株式会社 |
| 連携開始日 | 2026年4月17日 |
| 連携内容 | Kotobaの同時通訳アプリ |
| 特典対象 | ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO契約者 |
| 特典内容 | 3カ月間月額料金94%OFF |
| 新モデル | 日韓Speech-to-Speechモデル |
| 開発元 | 株式会社Kotoba Technologies Japan |
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町 |
| 設立 | 2023年10月 |
trends編集部の一言
日韓間の同時通訳で平均遅延約1〜2秒という数値は、オンライン会議や商談の現場で使うことを想像すると、非常にリアルな進化だと感じました。音声ベースでリアルタイムに通訳が走る体験は、テキスト翻訳の延長では得られない業務効率の改善につながりそうです。
「だれでもAI」というソフトバンクのプラットフォームを通じて提供される点も、注目に値すると感じています。通信キャリア経由でAIサービスに触れる導線が整うことで、ふだんAIツールを積極的に探さない層にも接点が生まれるため、インバウンド対応や越境ECなど多言語対応に課題を抱えるチームにとって検討材料になるはずです。
References
- ^ PR TIMES. 「ソフトバンクが新たに提供開始する新サービス「だれでもAI」に「Kotoba」が登場! | 株式会社Kotoba Technologies Japanのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000151406.html, (参照 26-04-17).
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