Revolut Group Holdings Ltdは、オーストラリア健全性規制庁(APRA)から独立した預金取扱機関(ADI)ライセンスを取得したと発表しました。
RevolutがオーストラリアでADIライセンスを取得
今回のADIライセンス取得により、Revolutは、完全かつ無制限のADIライセンスを確保した初めてのグローバルフィンテック企業となりました。オーストラリア国内の100万人以上の既存個人顧客と数千に及ぶ法人顧客は、追加の手続きを必要とせず、初日から完全に規制された銀行エコシステムへとシームレスに移行することが可能になります。APRA認可の預金取扱機関の顧客として、1口座名義人あたり最大25万豪ドルまでの預金を保護する金融請求制度(Financial Claims Scheme)の対象にもなります。
レボリュート創業者兼グループCEOのニック・ストロンスキー(Nik Storonsky)は、オーストラリアでの銀行サービス開始について「世界初の真のグローバルバンクを構築するミッションにおける新たな一歩」と位置づけています。Revolut Bank AustraliaのCEOであるマット・バクスビー(Matt Baxby)も、預金や融資を含む幅広いサービスへの拡大を、顧客によりシームレスで安全な銀行体験を届ける次の章の出発点だとしています。
Revolutが40以上の市場でグローバル展開を加速
Revolutは英国やメキシコ、欧州経済領域(EEA)など40以上の市場で、ライセンス保有銀行または認可された金融プラットフォームとして、事業を展開しています。直近ではヨーロッパ以外で初めて完全なライセンスを保有する銀行法人として「Revolut Bank」をメキシコで始動し、すでに50万人以上の個人顧客にサービスを提供しています。
米国では銀行免許の申請が着実に進展しているほか、アラブ首長国連邦(UAE)では新たな金融ライセンスを取得しました。ペルーでも組織認可(Organisation Authorisation)を取得するなど、国際的な成長が加速しています。世界全体では7,500万人以上の顧客が、1ヶ月あたり10億件以上の取引でRevolutのサービスを利用しています。
Revolut Bank Australiaの概要
Revolut、Revolut Bank AustraliaおよびREVOLUT TECHNOLOGIES JAPANに関する情報は次の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 設立 | 2015年7月(英国・ロンドン) |
| グループCEO | ニック・ストロンスキー(Nik Storonsky) |
| 免許付与機関 | オーストラリア健全性規制庁(APRA) |
| 取得ライセンス | 独立した預金取扱機関(ADI)ライセンス |
| サービス名称 | Revolut Bank Australia |
| 今後5年間の投資額 | 約4億豪ドル |
| 既存個人顧客数 | 100万人以上 |
| 既存法人顧客数 | 数千 |
| 預金保護上限 | 1口座名義人あたり最大25万豪ドル(金融請求制度) |
| グローバル顧客数 | 7,500万人以上 |
| 運営市場数 | 40以上の市場 |
| REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN設立 | 2017年12月(日本でのサービス開始:2020年10月) |
trends編集部の一言
オーストラリアという規制の厳しい市場で独立したADIライセンスを取得した点は、業界を問わず注目に値します。加えて、100万人以上の既存の個人顧客が、手続き不要で完全に規制された銀行エコシステムへシームレスに移行できるようにした点も注目されます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、グローバル展開を目指すブランドの動向として、規制対応やローカライズを丁寧に積み重ねながら新市場での信頼を獲得するプロセスが注目されます。
米国での銀行免許申請やUAE、ペルーでの認可取得が同時並行で進む様子は、単一市場に依存しない事業基盤づくりの縮図です。マーケティングの現場でも、単一チャネルや単一市場に依存しないマルチマーケット戦略への関心が高まっており、規制対応を積み重ねながら段階的に市場を広げていく進め方は、業界横断的な観点からも注目されます。
References
- ^ PR TIMES. 「Revolut、オーストラリアで銀行免許(ADI)取得、APAC地域での画期的なライセンス取得でグローバルな銀行業務の拡大を加速 | Revolut Group Holdings Ltdのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000054355.html, (参照 26-07-22).
※本記事は一次情報(PR TIMES)を基に編集しています。内容はAIで確認していますが、誤りや最新情報との差異がある場合は、以下フォームよりご報告ください。
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