
【Python】if else文で何もしない場合の処理方法
公開: 更新:Pythonのif-else文で何もしない場合の処理①
【サンプルコード】
number = 5
if number > 10:
pass
else:
print("10以下です")
【実行結果】
10以下です
上記のPythonのサンプルコードでは、まずnumber
という変数を定義しており、この変数には「5」という値が割り当てられています。number
変数は上記のコード内で条件分岐の基準として使用されます。
if number > 10:
の行では、number
変数が10より大きいかどうかを判定しています。この場合number
は5なので、この条件は偽(False)になります。
pass
ステートメントは、条件が真(True)の場合に実行されるべきですが、上記のコードでは実行されません。pass
は「何もしない」という特別な命令で、コードの構造を保ちながら実行をスキップするために使います。
else節のprint("10以下です")
は、if
条件が偽の場合に実行されます。結果として「10以下です」という文字列が出力されるため、if-else
文とpass
を組み合わせることで、特定の条件下で何もしないようにコードを記述できます。
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Pythonのif-else文で何もしない場合の処理②
【サンプルコード】
value = 20
if value == 20:
...
else:
print("値は20ではありません")
【実行結果】
(何も出力されない)
ここではvalue
という別の変数を使用しており、この変数には「20」という値が割り当てられています。
if value == 20:
では、value
が20と等しいかを判定しています。この条件は真(True)なので、if
節の中のコードが実行されます。
しかし、ここでは...
(エリプシス)を使っています。エリプシスはPythonで「何もしない」ことを意味する別の方法で、pass
と同様に使用できます。
else節はif
の条件が偽の場合に実行されるブロックで、この例ではif
条件が真なのでelse節は実行されません。このようにエリプシスを使用することで、特定の条件下でコードの実行をスキップすることができます。
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