Pythonでリスト(list)を文字列(str)に変換する基本的な方法
【サンプルコード】
number_list = [1, 2, 3, 4, 5]
str_list = [str(i) for i in number_list]
print(str_list)
【実行結果】
['1', '2', '3', '4', '5']
上記のPythonのサンプルコードでは、まずnumber_list
という名前のリストを作成しています。number_list
には、1から5までの整数が格納されており、Pythonではこれを「整数リスト」と呼びます。
整数リストを文字列リストに変換するには、各要素を個別に文字列に変換する必要があります。
次に、リスト内包表記を使用しています。これは、リストの各要素に対して同じ操作を行う際に便利な方法です。ここでは[str(i) for i in number_list]
と記述しており、number_list
の各要素iを文字列str(i)
に変換しています。
この操作によって、各整数が文字列に変換された新しいリストstr_list
が作成されます。
最後に、print
関数を使用してstr_list
の内容を画面に表示しています。結果として、元の整数リストが、それぞれの数字が文字列に変換された新しいリストとして出力されます。
リスト(list)の要素を連結して一つの文字列(str)に変換する方法
【サンプルコード】
color_list = ["red", "green", "blue"]
color_string = ", ".join(color_list)
print(color_string)
【実行結果】
red, green, blue
この例では、まずcolor_list
というリストを作成し、色の名前が文字列として格納されています。color_list
には「red」、「green」、「blue」という3つの色の名前が含まれています。
リストの要素を一つの文字列に連結するには、join
メソッドを使用します。", ".join(color_list)
の部分では、リストcolor_list
の各要素を「, 」(カンマとスペース)で連結しています。この操作により、リストの各要素がカンマで区切られた一つの文字列color_string
に変換されます。
最後に、print
関数を使ってcolor_string
の内容を表示しており、結果として「red, green, blue」という形式の文字列が出力されます。
リスト(list)の各要素を特定のフォーマットで文字列(str)に変換する方法
【サンプルコード】
temperatures = [20.5, 18.3, 22.7]
formatted_temps = [f"{temp:.1f}°C" for temp in temperatures]
print(formatted_temps)
【実行結果】
['20.5°C', '18.3°C', '22.7°C']
上記のサンプルでは、temperatures
というリストに、異なる温度値が格納されています。
リストには小数点数が含まれており、Pythonではこれを「浮動小数点数」と呼びます。ここではリスト内包表記と文字列フォーマットを組み合わせて、各要素を特定のフォーマットで文字列に変換しています。
[f"{temp:.1f}°C" for temp in temperatures]
の部分では、各温度値temp
を「小数点以下1桁の浮動小数点数」として表示し、「°C」という単位を付加しています。この操作により、元の浮動小数点数がフォーマットされた文字列のリストformatted_temps
に変換されます。
最後に、print
関数を用いてformatted_temps
を表示しています。結果として、各温度が「20.5°C」、「18.3°C」、「22.7°C」という形式で出力されることが確認できます。
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