Pythonのformatでゼロ埋めする方法
【サンプルコード】
number = 42
formatted_number = "{:05d}".format(number)
print(formatted_number)
【実行結果】
00042
1行目のnumber
は整数42を保存している変数です。整数の代わりにnumber
他の値を割り当てることもできます。
2行目の"{:05d}".format(number)
はnumber
変数の値を特定のフォーマットに変換しており、{:05d}
は文字列フォーマット指定子で5桁のゼロ埋め整数を意味します。
「5」は出力する桁数を表し、「d」は整数を表す書式指定子です。このフォーマット指定により、number
の値が5桁になるまで先頭にゼロが付け加えられます。
3行目のprint(formatted_number)
は、フォーマットされた文字列formatted_number
を出力します。上記のコードを実行すると、42が「00042」という5桁のゼロ埋め形式で表示されます。
変数と文字列の組み合わせでゼロ埋めする方法
【サンプルコード】
user_id = 7
formatted_id = "User_{:03d}".format(user_id)
print(formatted_id)
【実行結果】
User_007
1行目ではuser_id
という変数に整数7を割り当てています。
2行目の"User_{:03d}".format(user_id)
は、ゼロ埋めを行いつつ文字列を組み合わせる例です。ここでは{:03d}
が3桁のゼロ埋め整数を表し、user_id
の値がこの書式に従ってフォーマットされます。この書式では、「User_」という文字列に続いてゼロ埋めされたユーザーIDが配置されます。
3行目のprint(formatted_id)
で、フォーマットされた結果が出力されます。実行結果は「User_007」となり、7が3桁のゼロ埋め形式で表示されています。
日付や時間のゼロ埋め
【サンプルコード】
hour = 4
minute = 9
time_format = "{:02d}:{:02d}".format(hour, minute)
print(time_format)
【実行結果】
04:09
1行目と2行目で、時間(hour
)と分(minute
)をそれぞれ変数に割り当てています。これらの変数は時刻を表すために使用され、任意の時間を設定します。
3行目の"{:02d}:{:02d}".format(hour, minute)
では、時間と分をゼロ埋めしてフォーマットしています。この書式では、それぞれの数値が2桁になるまでゼロで埋められます。「:」は時間と分を区切るために使用され、視覚的に分かりやすい形式を作り出しています。
4行目のprint(time_format)
ではフォーマットされた時刻が出力されます。この例では「04:09」という形式で時刻が表示され、時間と分がそれぞれ2桁で整えられています。
Pythonで0埋めする方法を覚えておいて損はないので、ぜひ頭の片隅に入れておいてください。
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