スプレッドシートのFIND関数とは
スプレッドシートのFIND関数は、指定されたテキスト内で検索文字列が最初に現れる位置を数値で返すテキスト関数です。この関数は大文字と小文字を区別するため、「abc」と「ABC」は異なる文字列として扱われます。
FIND関数の基本構文は「FIND(検索文字列, 検索対象のテキスト, 開始位置)」であり、開始位置はオプション引数となっています。検索が成功した場合、文字列の位置を数値で返し、見つからない場合は#VALUE!エラーが返されるのが特徴です。
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FIND関数の基本的な使い方と構文
FIND関数を使用する際は、第1引数に検索したい文字列、第2引数に検索対象となるテキストまたはセル参照を指定します。第3引数の開始位置を省略した場合、デフォルトで1番目の文字から検索が開始されます。
=FIND("n",A2)
=FIND("wood","How much wood can a woodchuck chuck",14)
上記のサンプルコードでは、最初の例でセルA2内の文字「n」の位置を検索し、2番目の例では文字列内で「wood」の位置を14文字目から検索しています。検索結果として具体的な位置番号が返され、データ分析や文字列処理において正確な位置情報を取得できます。
FIND関数の大文字小文字判定機能
FIND関数は大文字と小文字を厳密に区別する特性があり、「Wood」と「wood」は完全に異なる文字列として判定されます。この機能により正確な文字列マッチングが可能となり、英文データの処理において高い精度を実現できるのです。
=FIND("ABC","abcdefg") // #VALUE!エラーが返される
=FIND("abc","abcdefg") // 1が返される
大文字小文字を区別しない検索を行いたい場合は、SEARCH関数を使用する必要があります。FIND関数とSEARCH関数は引数の順序が同じですが、大文字小文字の判定において根本的な違いがあることを理解しておくことが重要です。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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