スプレッドシートのSEARCH関数とは
SEARCH関数は、指定した文字列がテキスト内で最初に現れる位置を数値で返すGoogleスプレッドシートの関数です。この関数は大文字と小文字を区別しない特徴があり、「abc」と「ABC」を同じものとして扱います。
基本構文はSEARCH(検索文字列, 検索対象のテキスト, 開始位置)となっており、3つ目の開始位置パラメータは省略可能です。SEARCH関数は文字列の位置を特定することで、データの抽出や条件分岐に活用できます。
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大文字小文字を区別しない検索の特徴
SEARCH関数は検索時に文字の大小を区別せずに処理を行うため、「Wood」という文字列でも「wood」として検索できます。この特徴により、ユーザーが入力したテキストの表記ゆれを気にすることなく、柔軟な文字列検索が可能になります。
SEARCH("wood","How much wood can a woodchuck chuck")
上記のサンプルコードでは、「wood」という文字列が対象テキスト内の10番目の位置で最初に見つかることを示しています。もし大文字小文字を区別した厳密な検索が必要な場合は、FIND関数を使用する必要があります。
開始位置パラメータの活用方法
SEARCH関数の3つ目のパラメータである開始位置を指定することで、特定の位置から検索を開始できます。この機能は同じ文字列が複数回出現するテキストで、2番目以降の出現位置を見つける際に重要です。
SEARCH("wood","How much wood can a woodchuck chuck",14)
上記の例では14文字目から検索を開始し、2番目に出現する「wood」の位置を特定しています。開始位置を省略した場合は1文字目から検索が開始され、デフォルト値として1が設定されます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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