スプレッドシートのARRAY_CONSTRAIN関数とは
ARRAY_CONSTRAIN関数は、Googleスプレッドシートで配列の結果を指定した行数と列数に制限するための関数です。この関数は、大きなデータセットから必要な部分だけを抽出したい場合や、他の配列関数の結果を特定のサイズに収めたい場合に使用されます。
関数の基本的な構文はARRAY_CONSTRAIN(入力範囲, 行数, 列数)
という形式で構成され、3つのパラメータを必要とします。入力範囲には制限したいセル範囲を指定し、行数と列数には結果として表示したい行数と列数を数値で指定します。
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基本的な使用方法と構文
ARRAY_CONSTRAIN関数は主に他の配列を返す関数と組み合わせて使用され、より少ない行数や列数が必要な場合に活用されます。例えば、SORT関数で並び替えた結果の上位10件だけを表示したい場合などに効果的です。
ARRAY_CONSTRAIN(A1:C10, 2, 3)
上記のサンプルコードでは、A1からC10の範囲を2行3列に制限して表示しています。このような記述により、元のデータが10行3列あったとしても、結果として表示されるのは最初の2行3列のデータのみとなります。
SORT関数との組み合わせ例
ARRAY_CONSTRAIN関数は、SORT関数と組み合わせることで、データを並び替えた後に特定の件数だけを表示するという処理を実現できます。このような組み合わせは、ランキングや上位データの表示などで頻繁に使用される手法です。
ARRAY_CONSTRAIN(SORT(A1:F100, 1, TRUE), 10, 6)
このサンプルコードでは、A1からF100の範囲を1列目の値で昇順に並び替えた後、上位10行6列のデータだけを表示しています。SORT関数で全データを処理した結果から、必要な部分だけを効率的に抽出することが可能です。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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