スプレッドシートのARABIC関数とは
ARABIC関数は、ローマ数字を対応するアラビア数字(通常の数字)に変換するためのテキスト系関数です。英名では「Computes the value of a Roman numeral」と表現され、ローマ数字の値を計算する機能を持ちます。
この関数では、1から3999までの範囲内でローマ数字を入力値として受け取り、対応するアラビア数字に変換して結果を返します。基本的な書式はARABIC(ローマ数字)
で、引数にはローマ数字の文字列を指定する必要があります。
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基本的な使用方法と構文
ARABIC関数の基本構文はARABIC(roman_numeral)
の形式で、引数にはローマ数字の文字列を指定します。入力できるローマ数字の値は1から3999までの範囲内である必要があり、この範囲外の値は処理できません。
=ARABIC("XIV")
=ARABIC("MMXIII")
最初の例では「XIV」というローマ数字を入力すると14が返され、二番目の例では「MMXIII」を入力すると2013が返されます。引数は必ずダブルクォーテーションで囲んだ文字列として指定し、大文字と小文字の区別はありません。
実際のセル参照での活用例
ARABIC関数は他のセルに入力されたローマ数字を参照して変換することも可能で、動的なデータ処理に対応できます。セル参照を使用する場合は=ARABIC(A1)
のように指定し、参照先セルにローマ数字が入力されている必要があります。
=ARABIC(B2)
=ARABIC(CONCATENATE("M",C1))
CONCATENATE関数やその他の文字列操作関数と組み合わせることで、複数のセルからローマ数字を構築して変換することもできます。エラーが発生する場合は、入力されたローマ数字が正しい形式でないか、範囲外の値である可能性が高いです。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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