スプレッドシートのCONCATENATE関数とは
CONCATENATE関数は、複数の文字列を一つに結合するためのGoogleスプレッドシートの基本的なテキスト関数です。英名ではConcatenate Functionと呼ばれており、データの整理や表示形式の統一において重要な役割を果たします。
この関数は第一引数として初期文字列を必須で指定し、第二引数以降は任意で追加の文字列を連続して指定できます。範囲指定を行う場合、セルの値は列方向ではなく行方向に優先して結合される特徴があります。
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基本的な構文と引数の指定方法
CONCATENATE関数の基本構文はCONCATENATE(string1, [string2, ...])
の形式で記述します。第一引数のstring1は必須パラメータとして初期となる文字列またはセル参照を指定する必要があります。
CONCATENATE("Welcome", " ", "to", " ", "Sheets!")
第二引数以降のstring2パラメータは任意指定となり、複数の文字列を順次結合したい場合に使用します。セル参照を使用する場合はCONCATENATE(A1,A2,A3)
のように各セルをカンマで区切って指定できます。
範囲指定時の結合順序と動作仕様
CONCATENATE関数で範囲指定を行う場合、結合順序は列方向ではなく行方向に優先して実行されます。具体的にはCONCATENATE(A2:B7)
と指定した場合、A2,B2,A3,B3の順序で結合が行われる仕様です。
CONCATENATE(A2:B7)
この動作は幅と高さが両方とも1より大きい範囲を指定した時に適用される重要な特徴となります。単一列や単一行の範囲指定では通常の順序で結合が実行されるため、データの配置に応じて適切な範囲指定を行う必要があります。
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