スプレッドシートのMAXIFS関数とは
MAXIFS関数は、複数の条件を満たすセル範囲の中から最大値を取得する統計関数です。従来のMAX関数とは異なり、特定の条件に合致するデータのみをフィルタリングして、その中から最大値を抽出できます。
この関数は基本的に「MAXIFS(範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …)」の構文で動作します。条件が満たされない場合は0を返し、範囲のサイズが一致しない場合は#VALUE!エラーが表示されるよう設計されています。
【PR】プログラミングや生成AIを無料で学べる「コードキャンプフリー」
MAXIFS関数の基本的な構文と引数
MAXIFS関数の第1引数である「範囲」は、最大値を求めたい数値データが格納されているセル範囲を指定します。第2引数以降は条件範囲と条件をペアで設定し、複数条件を組み合わせることで詳細なデータフィルタリングが実現できます。
MAXIFS(A1:A10, B1:B10, ">100", C1:C10, "商品A")
条件範囲と範囲は同じサイズでなければならず、この制約に違反した場合はエラーが発生します。条件文字列では比較演算子や文字列マッチングを組み合わせて、柔軟な条件設定が可能になります。
MAXIFS関数を使用した実際のデータ処理例
実際の使用例では、IDリスト、スコア、セクション情報を持つデータテーブルから特定条件の最大値を抽出します。例えば、スコアが25より大きく、かつセクションがAの条件で最大IDを求める処理が典型的です。
MAXIFS(A2:A5, B2:B5, ">25", C2:C5, "A")
条件が満たされない場合、例えばスコアが35より大きくセクションがBという存在しない条件では0が返されます。この動作により、データの存在有無を確認しながら最大値処理を実行できます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
- Canvaとは?使い方やアカウント登録などを初心者向けに解説
- git configで設定情報を確認・表示する方法
- 「Pythonはやめとけ」と言われる理由と学習するメリット
- Ubuntuのversionを確認する方法
- Geminiで画像を生成する方法|ChatGPTとの比較結果も紹介