スプレッドシートのDATEDIF関数とは
DATEDIF関数はGoogleスプレッドシートで2つの日付間の日数、月数、年数を計算する日付関数です。この関数を使用することで、期間の長さを様々な単位で測定でき、プロジェクト管理や年齢計算など多様な業務シーンで活用できます。
DATEDIF関数の構文はDATEDIF(開始日, 終了日, 単位)
で構成され、3つの引数を必要とする関数です。開始日と終了日にはDATE型のセル参照、DATE関数、または数値を指定でき、単位には"Y"、"M"、"D"、"MD"、"YM"、"YD"のテキスト略語を使用します。
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基本的な単位パラメータの使い分け
"Y"単位は開始日と終了日の間の完全な年数を返し、"M"単位は完全な月数を返します。"D"単位を使用すると2つの日付間の総日数が計算され、最も基本的な期間計算として頻繁に使用されています。
=DATEDIF("2023/1/1", "2024/1/1", "Y") // 結果: 1年
=DATEDIF("2023/1/1", "2023/6/1", "M") // 結果: 5ヶ月
=DATEDIF("2023/1/1", "2023/1/10", "D") // 結果: 9日
DATE関数と組み合わせて使用する場合、DATEDIF(DATE(2023,1,1), DATE(2024,1,1), "Y")
のように記述できます。この書き方により日付の指定がより明確になり、年月日を個別に管理したい場合に特に有効です。
高度な単位パラメータの活用方法
"MD"単位は完全な月を差し引いた後の日数を返し、"YM"単位は完全な年を差し引いた後の月数を返します。"YD"単位は開始日と終了日が1年以内であると仮定して日数を計算し、誕生日からの経過日数計算などに使用されます。
=DATEDIF("2023/3/15", "2024/5/20", "MD") // 月を除いた日数
=DATEDIF("2022/6/10", "2024/8/25", "YM") // 年を除いた月数
=DATEDIF("2023/4/1", "2023/12/31", "YD") // 年内での日数
月と年は「日」と等しいか、それを超えた場合にのみカウントされるため、2015年9月30日と2016年2月28日の間は4ヶ月として計算されます。この計算ルールにより、月末日の違いによる誤差を避けた正確な期間計算が可能になっています。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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