スプレッドシートのMODE.SNGL関数とは
MODE.SNGL関数は、グーグルスプレッドシートで数値データセット内における最頻値を特定するために使用される統計関数です。この関数は指定された範囲やセル内で最も頻繁に出現する値を単一の結果として返す機能を持ちます。
最頻値が複数存在する場合、MODE.SNGL関数はデータ内で最初に見つけた値のみを表示する特性があります。一方、従来のMODE関数と本質的に同じ機能を提供しており、両関数の動作に違いはありません。
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基本構文とパラメータ設定方法
MODE.SNGL関数の基本構文はMODE.SNGL(値1, [値2, ...])
の形式で記述され、最低1つの必須引数を必要とします。第一引数には最頻値を求めたい数値範囲やセル参照を指定し、第二引数以降は任意で追加の範囲を指定できます。
=MODE.SNGL(A2:A10)
=MODE.SNGL(B2:B15,C2:C10,5,8,12)
グーグルスプレッドシートでは最大30個の引数まで指定可能とされていますが、実際には任意の数の引数をサポートしています。数値データ以外に日付、時刻、タイムスタンプ形式のデータも処理対象として受け入れることが可能です。
データ範囲指定とエラー対処法
複数の範囲を同時に指定する場合、各範囲のサイズは異なっていても問題なく処理されるように設計されています。例えばA1:A10
とC1:C50
のような異なるサイズの範囲を組み合わせて使用することができます。
=MODE.SNGL(A1:A10,C1:C20,E1:E5)
=MODE.SNGL(B2:B8,D4:D12)
データセット内に最頻値が存在しない場合は#N/Aエラーが表示され、数値以外の値が含まれている場合は#VALUE!エラーが発生します。これらのエラーを回避するためには、データの一貫性を確認し、全ての値が数値形式で入力されていることを確認する必要があります。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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