シーエムシー・リサーチが経口投与可能な核酸を使った肝線維化治療方法の開発セミナーを開催
株式会社シーエムシー・リサーチは肝線維化治療の新たな治療戦略として注目される経口投与可能な核酸医薬に関するセミナーを2025年10月10日に開催すると発表した。同セミナーでは東京医科大学先端核酸医療講座教授の村上善基氏が講師を務め、肝硬変や肝発癌リスク低減に挑む最前線の研究について解説する予定だ。
慢性肝疾患では原因によらず年余の経過で肝線維化が発生・進行し、肝硬変に至ると肝予備能が低下することや肝発癌リスクが高くなるため早期の制御が重要な治療目標となっている。今回のセミナーでは肝線維化のメカニズムを制御し、線維化の予防・改善を目指した核酸を利用した治療方法開発について詳細に概説される。
セミナーは2025年10月10日13時30分から16時30分までZoomを使用したライブ配信形式で実施され、質疑応答の時間も設けられる。受講料は一般44,000円、メルマガ会員39,600円、アカデミック価格26,400円となっており、慢性肝疾患と核酸創薬に興味のある研究者や業務従事者を対象としている。
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セミナーの概要
| セミナー名 | 経口投与可能な核酸を使った肝線維化治療方法の開発 |
|---|---|
| 日程 | 2025/10/10(金) 13:30～16:30 |
| 会場 | - |
| 会場住所 | - |
| 概要 | 慢性肝疾患における肝線維化の診断・治療の意義、肝線維化治療方法の現状と開発目的、核酸を生体内に投与するためのDDSの開発について |
| 主催 | 株式会社シーエムシー・リサーチ |
| 備考 | メルマガ登録者39,600円 アカデミック価格26,400円 資料付き |
trends編集部の一言
経口投与可能な核酸医薬による肝線維化治療方法の開発は、従来の治療法では限界があった肝硬変患者に対する新たな治療選択肢を提供する画期的なアプローチといえる。特に慢性肝疾患患者にとって、肝線維化の進行を制御し肝硬変への移行を防ぐことができれば、肝予備能の維持と肝発癌リスクの大幅な低減が期待できるはずだ。
核酸を生体内に効果的に投与するためのDDS技術の進歩により、これまで実現困難とされていた経口投与による核酸医薬の臨床応用が現実的なものとなってきている。東京医科大学の村上善基教授による臨床経験に基づいた解説は、研究者や医療従事者にとって肝線維化治療の新たな可能性を探る貴重な機会となるだろう。
References
- ^ PR TIMES. 「【ライブ配信/ZOOM】「経口投与可能な核酸を使った肝線維化治療方法の開発」セミナー開催！10月10日（金）主催:(株)シーエムシー・リサーチ | 株式会社シーエムシー・リサーチのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002894.000012580.html, (参照 25-09-09).
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