株式会社ココナラは、2026年6月29日、「発注AIアシスタント」の提供を開始しました。
発注AIアシスタントが発注形式を横断提案する仕組み
「発注AIアシスタント」は、「依頼したいが、うまく言葉にできない」という場合でも、AIが状況に応じた質問を投げかける仕組みです。ユーザーは、質問に答えていくだけで最適な選択肢に辿りつけます。回答の過程で要件が自動的に整理されるため、ユーザーは納得した上で依頼を進められる仕組みです。
本機能は、「ココナラスキルマーケット」でのサービス購入や見積り相談、「ココナラ募集」、エージェント事業など、ココナラが提供する発注形式を横断して提案します。条件に合う発注形式や依頼先を厳選してレコメンドする設計です。
あわせて、AIがそのサービスを推奨した理由も提示されました。推薦理由を確認できることによって、ユーザーは納得した上で依頼を進められます。
利用イメージとして、ユーザーが「会社のホームページを作成したい」と入力すると、AIが「制作の目的」「優先したいこと」「デザインテイスト」などの質問を順番に投げかけました。選択肢を選んでいくだけで、最適な選択肢とそのおすすめ理由が30秒から1分前後で提案される仕組みです。本機能は、PC・スマートフォンの双方から利用できます。
発注AIアシスタントの提供概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社ココナラ |
| 代表者 | 代表取締役社長CEO 鈴木 歩氏 |
| 所在地 | 東京都渋谷区桜丘町20−1 渋谷インフォスタワー6F |
| 対象サービス | ココナラスキルマーケット、ココナラ募集、エージェント事業など(発注形式を横断) |
| 提供開始日 | 2026年6月29日 |
| 対象ユーザー | 一部の新規登録ユーザー(順次拡大予定) |
| 主な機能 | AIによる質問形式での絞り込み 発注形式の横断提案 推薦理由の自動生成 |
| スキルマーケット規模 | 740カテゴリ・100万件以上のサービス・140万人のスキル人材 |
trends編集部の一言
740カテゴリ・100万件以上のサービスという選択肢の多さは、それ自体が強みであると同時に「何を選べば良いかわからない」という新たな悩みも生むものです。マーケティング業界の文脈に置き換えると、施策の選択肢が増えるほど検討に時間がかかるという課題は業界全体としてしばしば語られてきたテーマであり、業種を問わず共通する課題として読める発表でした。
AIへの質問に答えるだけで要件が整理され、おすすめ理由まで提示される設計は、依頼者側の言語化の負担を減らす工夫といえます。マーケティング業界の動向としても、「何を依頼すれば解決するのか」を整理するプロセスを支援する仕組みは注目されており、業種を問わず参考になりそうです。
推薦理由を提示する点も印象的でした。AIの提案に根拠を示す設計は利用者の納得感を高める仕組みとして、同種サービスの業界全体でも検討材料になりそうです。今後、対話履歴や発注データを活用してサービスがどのように進化していくのか、注目しておく価値があります。
References
- ^ PR TIMES. 「ココナラ、AIの質問に答えるだけで最適な頼み方と依頼先が見つかる「発注AIアシスタント」を提供開始 | 株式会社ココナラのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000045956.html, (参照 26-07-01).
