ヒビノグラフィックス株式会社は、2026年5月20日に等身大・3次元・多言語対話型AIソリューション「HIBINO AIアテンダント」の販売を開始しました。
HIBINO AIアテンダントが実現する等身大デジタルヒューマン対話
「HIBINO AIアテンダント」は、サムスン電子製の85型ディスプレイ上に等身大の人物を映し出し、実在するスタッフのような接客体験を提供します。厚さ5.2cmの薄型ディスプレイながら奥行き感のある映像再現により、人物の高い存在感を表現できるのが特徴です。省スペースで設置できる点も強みで、2次元コンテンツを3次元感で再現することにより、AIコンテンツの制作費や時間、通信負荷を大幅に軽減しました。
多言語対話の技術基盤には、AIスタートアップKlleon(本社:米国カリフォルニア州、韓国ソウル特別市、CEO ジン・スンヒョク氏)のデジタルヒューマンエンジンを採用しました。日本語や英語、韓国語・中国語・フランス語などに対応し、音声と連動した自然な口の動きと平均約2秒の応答速度によって、スムーズなコミュニケーションを実現します。AIアテンダントの外見・音声・応答内容は、架空人物・実在人物いずれにも対応し、用途に応じたカスタマイズが可能です。
HIBINO AIアテンダントの活用シーンと提供価値
「HIBINO AIアテンダント」が対応を想定する主な業界と活用用途は、以下の通りです。
- 商業施設・博物館・観光施設:多言語案内による来館者満足度向上と人手不足対応
- スポーツイベント・音楽ライブ:アーティストや選手のデジタル出演による演出強化・集客力向上
- アパレル店舗・商業施設:ブランド体験の向上および接客の高度化
- 企業受付・観光案内所:受付業務の効率化とサービス品質の均質化
グループ会社のヒビノスペーステック株式会社(代表取締役社長 勝又康浩氏)と連携し、ディスプレイ設置や音響機器の構成も含めたトータルソリューションを提供します。なお、本製品はデジタルサイネージジャパン2026(DSJ)のヒビノグラフィックスブース(8J11)に展示します。
「HIBINO AIアテンダント」の製品仕様とヒビノグラフィックス株式会社概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | HIBINO AIアテンダント |
| カテゴリ | 等身大・3次元・多言語対話型AIソリューション |
| 販売開始日 | 2026年5月20日 |
| ディスプレイ参考価格 | 300万円(SM85HX-P) |
| AIアテンダント初期費用 | 100万円~(AI月額利用料金別途) |
| 販売目標 | 初年度30システム |
| デジタルヒューマン技術 | Klleon(本社:米国カリフォルニア州、韓国ソウル特別市) |
| 対応言語 | 日本語・英語・韓国語・中国語・フランス語など |
| 応答速度 | 平均約2秒 |
| 会社名 | ヒビノグラフィックス株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役社長 原田宗憲氏 |
| 本社所在地 | 東京都港区海岸2-7-70 |
| 設立 | 1985年7月29日 |
trends編集部の一言
等身大サイズで平均約2秒という応答速度を実現した点は、デジタルサイネージ分野において注目に値します。業界全体としては、インバウンド需要の拡大を背景に多言語対応の接客ソリューションへの関心が高まっており、同種ソリューションへの需要が拡大する可能性があります。
イベントや展示会領域では、接客品質のばらつきが課題として挙げられるケースも多く、均質化への取り組みは業界横断で語られてきたテーマです。「架空人物・実在人物いずれにも対応」というカスタマイズ性は、ブランド体験を重視する領域では注目されやすい設計と言えそうです。マーケティング業界の文脈に置き換えると、コンテンツ制作や接客演出における「人的リソースへの依存度低減」という課題への一つの方向性として、業界全体の動向としても示唆を含む取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「ヒビノグループ、等身大・3次元・多言語対話型「HIBINO AIアテンダント」を、販売開始 | ヒビノグラフィックス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000062520.html, (参照 26-05-22).
