NTTデータ先端技術は2026年4月20日、オンプレミスAI導入サービス「INTELLILINK Private AI スタートパック」において、NTTが開発した純国産LLM「tsuzumi 2」の対応検証を開始したと発表しました。
INTELLILINK Private AI スタートパックにtsuzumi 2が追加された背景
生成AI活用が広がる一方で、極めて機密性の高いデータを扱う企業を中心に、クラウド依存ではない「プライベートAI」へのニーズが高まっています。世界的なGPUの供給逼迫と価格高騰が継続しており、短期間で高性能なGPU基盤を確保することが困難な状況が導入障壁を大きくしています。
NTTデータ先端技術やNTT・TCリース、ニュータニックス・ジャパン合同会社が共同で提供する本サービスは、セキュアな自社環境で生成AIを体験・検証できる、サブスクリプション型のパッケージです。今回の対応により、選択可能なLLMとして、NTTが開発し世界トップレベルの日本語処理性能を持つtsuzumi 2が加わりました。
スタートパックの主な特長と提供形態
本サービスは、コストやセキュリティリスクへの懸念から生成AI導入をためらう企業に向けて設計されています。AirGapped構成による外部ネットワークからの完全隔離や、最低6カ月からの月額契約によるサブスクリプションモデルなど、導入ハードルを下げる工夫が特徴であり、主な強みは次の4点です。
- AirGapped構成で情報漏洩リスクを最小化
- 最低6カ月の月額契約で利用可能
- 契約後最短1カ月でオールインワン環境が届く
- 専門家による技術支援・活用サポート(オプション)
標準構成ではLlamaやtsuzumi 2をはじめとするLLMを、NutanixのAIプラットフォーム上のGPU基盤で提供し、必要なサーバやアプリケーションを設定済みの状態で届ける仕組みです。利用企業は届いたその日からAI環境を試せる点が、スピード導入を支えています。
INTELLILINK Private AI スタートパックの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供元 | NTTデータ先端技術、NTT・TCリース、ニュータニックス・ジャパン |
| 対応LLM | tsuzumi 2、Llama 等 |
| 契約形態 | 月額サブスクリプション(最低6カ月) |
| 導入期間 | 契約後最短1カ月 |
| セキュリティ | AirGapped構成で外部ネットワークから完全隔離 |
| 基盤 | NutanixのAIプラットフォーム上のGPU環境 |
trends編集部の一言
クラウドAPIで手軽に生成AIを試せる時代になった一方で、社内の機密情報を扱う業務にそのまま適用できるか悩む場面は自分の周囲でも増えていると感じます。オンプレミスで完結するパッケージが月額契約かつ最短1カ月で届くという点は、PoC段階で予算承認を得づらい組織にとって検討のきっかけになりそうです。
純国産LLMであるtsuzumi 2が選択肢に加わったことで、日本語の業務文書を扱う用途での精度検証がしやすくなる点も注目に値します。社内ナレッジの要約や問い合わせ対応の自動化など、情報を外に出したくない領域でまず試してみたいと考える情報システム部門やDX推進担当にとって、具体的な比較検討の材料になるはずです。
References
- ^ PR TIMES. 「オンプレミスAIの簡単導入「INTELLILINK Private AI スタートパック」において「tsuzumi(R) 2」の対応検証を開始 | 株式会社NTTデータ先端技術のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000042493.html, (参照 26-04-21).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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