この記事はプレスリリースです
本記事は、PR TIMESに掲載された企業・団体等のプレスリリースを原文のまま転載しています。記事内容は発表時点の情報です。
- 発表元
- InnovateX株式会社
- 配信日時
- 2026年7月30日 14時30分
- 転載日
- 2026年8月1日
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選別も洗浄もできない複合・混合廃プラを、公共家具や建材へ。出口・品質管理・販路をつなぐ事業基盤「INX環境OS」始動。押出機・粉砕機・撹拌機・金型があれば参画でき、廃棄費が原価に変わります。

廃プラスチックの再資源化技術を開発するInnovateX株式会社(本社:茨城県東茨城郡城里町、代表取締役:潮来喜久夫、以下「当社」)は、複合・混合廃プラスチックを建材へと再設計する事業基盤「INX環境OS」に参画いただく「協力工場」パートナーの募集を、全国の建設・製造業を対象に開始します。
協力工場は、押出機・粉砕機・撹拌機・金型という既存設備の延長で参画でき、これまで処理費を払って廃棄していた自社廃材を、建材の原料として使うことができます。さらに、原料として使えるのは自社の廃材だけにとどまりません。製造した建材の品質管理と販路は当社が担います。
■ 集めても「買われない」——リサイクルが抱えてきた本当の壁


汚れた包装材、多層パウチ、人工芝、建設系混合材といった複合・混合プラスチックは、選別・洗浄コストが重く、買い手が見つからないまま熱回収や埋立・焼却へ流れ続けてきました。
物理リサイクルを止めているのは技術ではなく、経済です。 きれいな素材に戻そうとするほどコストは重くなり、かえって出口は遠くなります。
当社の答えはシンプルです。廃材を「元の樹脂」に戻すのではなく、公共家具・建材・土木資材という"社会で使われる部材"の姿から逆算して設計する。集める発想から、買われる発想へ。
■ 「捨てるコスト」が「建材の原価」に変わる
必要な設備
- 押出機(作業台・冷却設備含む)、粉砕機、撹拌機、金型があれば生産を開始できます
- 自動化ラインは任意です。設備投資額は生産規模・ライン構成により異なりますので、個別にご相談ください。中古設備の活用も可能です
- 既存の廃棄物処理・製造の動線に組み込めます
原料の調達
- 廃プラ原料基材(当社独自の中間素材を含む)、または当社独自中間素材のみを購入いただき、そこに自社で発生する企業廃材を混ぜて建材を製造します
- 混ぜる廃材は、自社工場から出るものに限りません。建設廃材、木くず・端材、廃プラスチックなど、その地域で発生する廃材も原料として活用いただけます(焼却灰・スラグ、農業残渣等については、素材ごとに適用可否を判定します)。協力工場は、自社の廃棄物処理コストを下げるだけでなく、地域の廃材の受け皿としての役割も担うことができます
- ※他社から排出される廃材を受け入れる場合、産業廃棄物処分業の許可等が必要となる場合があります。適用条件は個別にご相談ください
- 建材からベンチ等の完成品まで自社で手がけることも、建材の状態で当社が買い取り販売まで担うことも可能です。販売益の配分は個別に協議のうえ決定します
出口(販路)と品質管理は当社が引き受けます
一般的な再生材メーカーは「素材を売って終わり」になりがちです。当社は品質検査による安定性の確認と、公共家具・建材ブランドとしての販路・PRまでを一括してサポートします。「作ったが売れない」というリサイクル最大の課題を、出口設計から逆算してあらかじめ解消しておく。 これが当社が全国の企業と描きたい、新しい工場のかたちです。
■ 出口・品質・データを一つにつなぐ「INX環境OS」


INX環境OSは、廃材の受け入れから配合設計、品質管理、生産、社会実装までを一つの流れとしてつなぐ運用基盤です。
| 構成要素 | 内容 |
|---|---|
| ReMaterial Core(建材化技術) | 廃プラ由来の独自中間素材と企業廃材を用途に応じて配合し、建材として成立する性能へ設計 |
| Quality Gate(品質管理) | 協力工場から出荷される建材ロットを対象に、当社にて独自の検査基準に基づく品質検査を実施し、検査履歴を保管 |
| Factory Network(協力工場) | 協力工場自社の廃材に加え、その地域で生まれた廃材(建設廃材・木くず端材・廃プラスチック等)も、地域の工場で建材に変える分散型の生産ネットワーク |
| Circular Asset Model(社会実装) | 公共家具ブランド「RELENX」のベンチ・テーブル・防災ベンチ・東屋・歩道・デッキ等として自治体・企業へ導入。トレーサビリティプレートで排出元から設置先までを可視化 |
| Intelligence(データ資産) | 配合データと試験結果を蓄積し、標準化・AI活用へつなげる |
■ 品質を支える自社ロット検査



協力工場から出荷される建材の品質は、当社独自のロット検査によって確認しています。ロットごとに検査用サンプルを協力工場から提出いただき、以下の検査を実施します。
- たわみ試験:建材の中心部に80kgの重りを載せ、24時間後のたわみ・復元状態、およびヒビ・割れ・破損の有無を確認
- 落下試験:高さ2.5mから3回落下させ、ヒビ・割れの有無を確認
- 燃焼試験:ガスバーナーで1分間あぶり、臭い・煙の色・自己消化性を確認
これは、企業廃材と当社基軸となる廃プラ原料基材との配合安定性を確認するための検査であり、結果はすべて検査データとして保管し、配合履歴と紐づけて管理します。
■ 実証済みの素材と、CO2削減効果

当社はすでに、焼却・埋立が前提とされてきた廃石膏ボード、塗料カス、ウレタン、人工芝、ラミネート素材についても、建材として再資源化できることを実証しています。
CO2削減効果については、ISO 14040/ISO 14044に準拠したLCA(ライフサイクルアセスメント)の考え方に基づき、以下のとおり算定しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | EcoBorn建材 1本(約7kg) |
| 評価範囲 | Cradle-to-Gate(原料調達から製造完了まで) |
| 削減量 | 14.9kg-CO₂e /本 |
| 算定主体 | 自社LCAによる算定 |
■ 3段階のロードマップ
当社は屋外複合材(WPC等)市場を対象に、次の3段階で事業を展開します。
- 公共家具 — 導入実績とPR効果をつくる
- 建材 — 年間契約・反復需要を取る
- 土木周辺材(路盤材・蓋・ブロック等) — kg単位のインパクトが大きい領域で、廃プラスチックの最大の出口をつくる
出口・品質管理・データ資産までを一気通貫で押さえる点が、単一素材・単一工場を前提とした一般的な再生材メーカーとの違いです。
協力工場募集の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 建設業・製造業を中心とした全国の企業 |
| 必要設備 | 押出機(作業台・冷却設備含む)/粉砕機/撹拌機/金型 |
| 設備投資 | 生産規模・ライン構成により異なります。自動化ラインは任意、中古設備の活用も可能です。個別にご相談ください |
| 利用可能な廃材 | 自社の企業廃材に加え、地域で発生する廃材(建設廃材・木くず端材・廃プラスチック等)も原料として活用可能。※他社排出分の受け入れには産業廃棄物処分業の許可等が必要となる場合があります |
| 当社が担う範囲 | 配合設計・品質管理(自社ロット検査)・販路・PR |
| 参画形態 | ①建材から完成品まで自社で製造 ②建材の状態で当社が買い取り販売(販売益の配分は個別協議) |
| お問い合わせ | 下記お問い合わせ先まで |
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | InnovateX株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役 潮来 喜久夫 |
| 設立 | 2024年8月 |
| 所在地 | 〒311-4314 茨城県東茨城郡城里町下古内1682-6 2F |
| 電話番号 | 029-291-3871 |
| info@innovatex.co.jp | |
| URL | https://innovatex.co.jp |
