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20代の46.9%が「賃上げを実感できない」――年収500万円以上でも86.7%が給与に不満|第9回20代転職白書 by ツナグバ

公開:
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この記事はプレスリリースです

本記事は、PR TIMESに掲載された企業・団体等のプレスリリースを原文のまま転載しています。記事内容は発表時点の情報です。

発表元
株式会社ツナグバ
配信日時
2026年9月3日 14時00分
転載日
2026年9月5日

発表内容については発表元へ、当サイト上の訂正・削除については、当サイトのお問い合わせフォームにご連絡ください。

転載
プレスリリース本文

20代311名を調査。賃上げを十分に実感している層でも32.5%が転職を検討・活動中

若手・未経験者に特化した転職支援サービスを展開する株式会社ツナグバは、20代の男女311名を対象に、「物価高・賃上げ実感・給与不満の実態に関するアンケート」を実施しました。

調査の結果、年収200万円未満の人は35.4%でした。また、物価上昇が続くなか、賃上げを「あまり実感していない」「まったく実感していない」と回答した人は、合計46.9%にのぼりました。

さらに、給与・収入への不満を背景に転職を意識している人は61.0%でしたが、実際に転職活動をしている人は11.3%にとどまりました。賃上げを「十分実感している」と回答した層でも、32.5%が転職を検討、またはすでに活動していることがわかりました。

自由回答では、物価高の影響を感じる支出として「食費」に関する声が36.7%と最多でした。今回の調査から、年収や賃上げをめぐる数字と、20代が日々の暮らしの中で感じている実感との間に、隔たりが生じている様子が見えてきました。

20代の年収200万円未満は35.4%、2024年調査の46.0%から減少

選択肢  男性  女性
200万円未満  34.19% (53人)  36.54% (57人)
200万円〜300万円未満  18.06% (28人)  27.56% (43人)
300万円〜400万円未満  23.23% (36人)  17.95% (28人)
400万円〜500万円未満  13.55% (21人)  9.62% (15人)
500万円以上  10.97% (17人)  8.33% (13人)
合計  100% (155人)  100% (156人)

Q1「現在の年収(額面)を教えてください。」と尋ねたところ、年収200万円未満と回答した人は110名で、全体の35.4%でした。

当社が2024年に行った第4回調査では、年収200万円未満の割合は46.0%でした。調査時期や回答者構成が異なるため単純な比較はできませんが、今回の調査では10.6ポイント低い結果となっています。

一方、年収が一定水準に達すれば、給与への不満がなくなるとは限りません。今回の調査では、年収500万円以上の層でも86.7%が給与・収入に何らかの不満を抱えていました。

この結果からは、収入額だけでは、20代が感じる生活の余裕や仕事への納得感を十分に捉えられない可能性がうかがえます。物価上昇による生活費の増加や、仕事の負担と給与のバランス、昇給への期待なども含めて見る必要があると考えられます。

20代の46.9%が「賃上げを実感できない」、男女とも同様の傾向

選択肢  男性  女性
十分実感がある  26.45% (41人)  25% (39人)
少し実感がある  24.52% (38人)  29.49% (46人)
あまり実感がない 29.68% (46人)  28.21% (44人)
まったく実感がない  18.71% (29人)  17.31% (27人)
賃上げ自体を知らない  0.65% (1人)  0% (0人)
合計  100% (155人)  100% (156人)

Q2「『賃上げ』が話題になっていますが、ご自身には実感がありますか?」と尋ねたところ、「あまり実感がない」「まったく実感がない」と回答した人は、合計46.9%でした。

およそ2人に1人が、賃上げによる変化を十分に感じられていない結果です。

男女別に見ると、賃上げを実感していない人の割合は、男性48.4%、女性45.5%でした。男女間に大きな差は見られず、賃上げへの実感の乏しさは、性別を問わず20代に広く見られる傾向と考えられます。

小見出し1で示したとおり、年収200万円未満の割合は、2024年の第4回調査と比べて低下しました。一方で、今回の回答者の46.9%は賃上げを実感できていません。

年収分布には変化が見られるものの、それが必ずしも「暮らしが楽になった」という実感にはつながっていない可能性があります。

ただし、調査ごとに対象者や設問などの条件が異なるため、本調査のみをもって「物価上昇が賃上げの効果を打ち消した」と断定することはできません。今回の結果は、賃上げをめぐる社会的な動きと、20代の生活実感との間にあるギャップを示すものと捉えています。

給与・収入への不満から61.0%が転職を意識する一方、「活動中」は11.3%

選択肢  男性  女性
すでに転職活動をしている  12.9% (20人)  9.62% (15人)
転職を強く考えている  17.42% (27人)  19.87% (31人)
転職を少し考えている  28.39% (44人)  33.97% (53人)
転職は考えていないが不満はある 21.29% (33人)  26.28% (41人)
特に不満はない  20% (31人)  10.26% (16人)
合計 100% (155人)  100% (156人)

Q3「給与・収入への不満は、転職を考えるきっかけになっていますか?」と尋ねたところ、転職を意識している人は61.0%でした。一方、実際に転職活動をしている人は11.3%にとどまりました。

給与や収入への不満をきっかけに転職を考えていても、すぐに行動へ移している人ばかりではないことがわかります。

また、Q2の賃上げ実感とQ3の転職意向を掛け合わせて分析したところ、賃上げを「十分実感している」と回答した層でも、32.5%が転職を検討、または転職活動を行っていました。

給与が上がり、その効果を実感できている場合でも、およそ3人に1人が現在の職場を離れることを選択肢に入れている計算です。

この結果から、若手人材の定着には、賃上げだけでなく、仕事内容、働き方、評価への納得感、職場環境、将来のキャリアなど、複数の要素が関係している可能性があります。

年収別では、年収200万円未満の110名のうち、「転職活動中」と回答した人が20.9%となり、年収帯別で最も高い割合でした。一方、同じ年収帯で「特に不満はない」と回答した人も20.9%でした。

同じ年収帯の中でも、転職に向けて動き始めている人と、現在の収入を転職のきっかけとは捉えていない人の双方が存在します。

ただし、「特に不満はない」という回答だけから、現状に満足している、あるいは転職を諦めていると判断することはできません。収入額だけで一括りにせず、それぞれの生活環境や仕事に対する考え方を丁寧に見る必要があります。

給与への不満はあっても、すぐには動けない――過去調査にも共通する傾向

給与と転職の関係は、今回の調査だけに見られるものではありません。

2024年6月に実施した「第1回 20代転職白書」では、転職を決意した最も強いきっかけとして、「給料が安い、雇用形態が不満」が男性40.2%、女性36.7%となり、男女ともに最多でした。

同年11月から12月に実施した「第6回 20代転職白書」では、「現在の給与にある程度不満があるが、他の理由から転職しない」「現在の給与にかなり不満があるが、他の理由から転職しない」と回答した人が、合計52.8%にのぼりました。

給与に不満があっても、人間関係や働き方、現在の環境への安心感などを理由に、転職を選ばない20代がいることがわかっています。

そして今回の第9回調査でも、給与・収入への不満から転職を意識している人は61.0%にのぼる一方、実際に転職活動をしている人は11.3%でした。

各調査では設問や回答者構成が異なるため、数値を単純に比較することはできません。しかし、一連の調査からは、給与への不満が転職を考えるきっかけになりながらも、必ずしもすぐに行動へ結びついていない傾向が継続して見られます。

物価高の影響、自由回答では「食費」が36.7%で最多

物価高による生活への影響について尋ねた自由回答を分類したところ、「食費」に関する内容が36.7%と最も多くなりました。

回答には、次のような日常生活の変化を示す声が寄せられています。

「コンビニに行く回数が減った」

「スーパーで以前と同じものを買っても、会計金額が高くなった」

特別な買い物ではなく、毎日の食事や身近な買い物の中で、物価高の負担を感じている様子がうかがえます。

食費は、日々の生活から切り離しにくい支出です。そのため、給与が上がった場合でも、食品価格の上昇が続けば、「暮らしが楽になった」という実感にはつながりにくいことが考えられます。

今回の回答からは、コンビニの利用を控える、購入する商品を見直すなど、20代が身近なところから支出を調整している様子が見えてきました。

また、収入への不満が転職意向につながっていても、行動を起こすには別のハードルがあります。

2026年7月に実施した第8回調査では、20代の約97%が転職エージェントに何らかの不安や抵抗を感じていました。一方、「転職を前提としない無料相談窓口」であれば、87.6%が利用したいと回答しています。

第8回と今回の結果を併せると、「今の収入には不満がある」「転職を考えている」という気持ちがあっても、相談先への不安などが最初の一歩をためらわせている可能性があります。

賃上げを実感しにくいことに加え、転職を考えても安心して相談しにくいことが、20代のキャリア選択を難しくしている様子がうかがえます。

【まとめ】

今回の調査では、20代の年収200万円未満の割合は35.4%となり、2024年の第4回調査の46.0%を下回りました。一方、今回の回答者の46.9%は、賃上げを十分に実感できていませんでした。

また、給与・収入への不満から転職を意識している人は61.0%にのぼる一方、実際に転職活動をしている人は11.3%にとどまります。賃上げを十分に実感している層でも、32.5%が転職を検討、または活動していました。

年収500万円以上の層でも86.7%が給与・収入に何らかの不満を抱えていることから、収入額や賃上げの有無だけでは、若手人材の仕事への納得感や定着を十分に説明できない可能性があります。

第1回、第6回、第8回を含む過去調査と併せると、20代には「給与への不満」「行動へ移す難しさ」「相談先への不安」が重なっていることが考えられます。

若手人材の定着やキャリア支援には、給与・待遇の改善だけでなく、仕事や評価への納得感を高めること、将来の選択肢を整理できること、転職を前提とせず安心して相談できる入口を整えることも重要です。

物価高の影響は、「コンビニへ行く回数が減った」「同じ買い物でも金額が増えた」といった、日々の小さな変化として表れています。

株式会社ツナグバは、こうした20代の等身大の声を丁寧に受け止め、一人ひとりが自分の状況や希望を整理し、納得できるキャリアを選べるよう支援してまいります。

参考資料

第1回 20代転職白書「転職の動機と背景に関するアンケート」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000144845.html

第6回 20代転職白書「20代の転職意識に関するアンケート」
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000144845.html

第8回 20代転職白書「転職エージェントへの警戒心・相談ニーズの実態に関するアンケート」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000144845.html

※過去調査との比較は、調査時期、回答者構成、設問などの条件が異なるため、参考として掲載しています。
※自由回答の割合は、回答内容を所定の基準で分類・集計したものです。

詳細を見る

本調査転用時のご注意

本調査結果の転載にあたっては、株式会社ツナグバ「物価高・賃上げ実感・給与不満の実態に関するアンケート」を出典として明記し、公式ウェブサイトへのリンクを設定いただきますようお願いいたします。

調査概要

 調査名:物価高・賃上げ実感・給与不満の実態に関するアンケート
 調査方法:インターネット調査
 調査期間:2026年8月19日〜2026年8月21日
 調査人数:311人
 性別:男性155人、女性156人
 調査対象:20代男女
 調査実施:Surveyed by 100人アンケート
 発表:株式会社ツナグバ

会社概要

商号:株式会社ツナグバ
 事業内容:有料職業紹介事業・経営コンサルティング業務
 代表取締役社長:仲村正俊
 URL:https://www.tunaguba.co.jp/
 所在地:〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町1 WORK VILLA MITOSHIRO ホーム6
 電話番号:050-5809-3041

プレスリリース・広報・取材及びツナグバに関するお問い合わせ

担当:嶋田 祐大
 電話:050-5809-3041
 メール:yudai_shimada@tunaguba.co.jp
 ※本件のお問い合わせである旨をご記載の上、お問い合わせください。

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