60pとは?意味をわかりやすく簡単に解説
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60pとは
60pとは、プログレッシブスキャン方式を採用した映像記録フォーマットのことです。1秒間に60フレームの完全な画像を記録する技術を指し、インターレース方式の60iと比較して滑らかで高品質な映像表現が可能になります。
この技術は主に、ビデオカメラやデジタルカメラの動画撮影機能に搭載されており、スポーツ映像や動きの激しいシーンの撮影に適した特性を持っています。プログレッシブ方式では、各フレームが独立した完全な画像として記録されるため、「インターレース方式で発生するコーミング」や「画質劣化(細い線のちらつきなど)」が発生しません。
AVCHDフォーマットでの60p記録仕様
AVCHD形式で60p記録を行う場合、解像度1920×1080のフルハイビジョン画質で毎秒約60フレームの撮影が可能となり、ビットレートは約28Mbpsの高品質設定が一般的です。音声はドルビーデジタル形式で記録され、MPEG-4やH.264コーデックを使用した効率的なデータ圧縮が行われます。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080ピクセル |
| フレームレート | 約60fps |
| ビットレート | 約28Mbps |
| 音声形式 | ドルビーデジタル |
| ファイル形式 | AVCHDまたはMP4 |
ソニーのカメラでは、28M(PS)設定を選択することで60p記録が有効になり、それ以外の設定では60iモードでの記録となるため、撮影前に設定を確認する必要があります。60p記録はブルーレイディスクへの保存が推奨されており、通常のAVCHD記録ディスクを作成する際は、PlayMemories Homeソフトウェアによる変換処理が必要です。
60pと30pの撮影時の違いと使い分け
60p撮影では、1秒間に60枚の画像を記録するため、動きの滑らかさが大幅に向上しますが、同じビットレート50Mbpsの場合は、1フレームあたりのデータ量が30p撮影の約半分になります。30p記録では各フレームにより多くのデータが割り当てられるため、静止画として切り出した際の「画質」や「細部の描写力」は、30pの方が優れている場合があります。
| 比較項目 | 60p記録 | 30p記録 |
|---|---|---|
| 動きの滑らかさ | 非常に滑らか | 標準的な滑らかさ |
| 1フレームのデータ量 | 少ない | 多い |
| 推奨シャッター速度 | 1/120秒 | 1/60秒 |
| ストレージ容量 | 約2倍必要 | 標準 |
| 適した用途 | スポーツ、アクション | ドキュメンタリー、一般 |
YouTubeへのアップロード時、60p映像は最大12Mbpsのビットレート上限が適用されるのに対し、30p映像は8Mbpsに制限されるため、より高画質を維持したい場合は60p撮影が有利です。ただし、60p撮影時は1/120秒の高速シャッターを使用するため、30p撮影の1/60秒と比較して、約1段分の露出が失われることになります。
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