スプレッドシートのIMAGINARY関数とは
IMAGINARY関数は、複素数の虚部係数を返すエンジニアリング関数として位置づけられています。複素数は実部と虚部から構成される数値形式で、科学技術計算や工学分野で広く活用されているデータ型です。
この関数は、複素数をa+biまたはa+bjの形式で入力すると、虚部の係数のみを抽出して数値として返す機能を提供します。実数のみの値が入力された場合は、虚部が存在しないため0を返すという仕組みになっています。
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基本的な構文と引数の指定方法
IMAGINARY関数の構文は非常にシンプルで、引数として複素数を一つだけ指定する形式となっています。引数に指定する複素数は、必ずa+biまたはa+bjの標準的な複素数表記形式で記述する必要があります。
=IMAGINARY("3+5i")
=IMAGINARY("4j")
=IMAGINARY("45")
複素数の記述においては、虚数単位としてiまたはjの両方が使用可能です。科学計算分野では一般的にiが用いられ、電気工学分野ではjが慣例として使われることが多い特徴があります。
実際の計算結果と使用例の詳細
IMAGINARY("3+5i")を実行した場合、複素数3+5iの虚部である5が結果として返されることになります。同様にIMAGINARY("4j")では、虚部係数の4が抽出されて表示される仕組みです。
=IMAGINARY("3+5i") // 結果: 5
=IMAGINARY("4j") // 結果: 4
=IMAGINARY("45") // 結果: 0
実数のみが入力された場合、例えばIMAGINARY("45")では虚部が存在しないため0が返されます。これは数学的に正しい動作であり、実数は虚部係数が0の複素数として扱われることを示しています。
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