スプレッドシートのBINOMDIST関数とは
BINOMDIST関数は二項分布に基づいた確率計算を行うGoogleスプレッドシートの統計関数です。この関数は指定した試行回数の中で、特定の成功数を得る確率、または最大成功数を得る確率を計算します。
BINOMDIST関数の構文は「BINOMDIST(成功数, 試行回数, 成功率, 累積)」の4つのパラメータで構成されています。累積パラメータをFALSEに設定すると正確な成功数の確率を、TRUEに設定すると指定した成功数以下の累積確率を求められます。
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BINOMDIST関数の基本的な使用方法
BINOMDIST関数を使用する際は、成功数、試行回数、成功率、累積フラグの順序でパラメータを入力する必要があります。成功数は計算対象となる成功回数を整数で、試行回数は独立した実験の総回数を整数で指定します。
=BINOMDIST(4,100,0.05,FALSE)
上記の例では100回の試行で成功率が5%のとき、正確に4回成功する確率を計算しています。累積パラメータをFALSEに設定することで、4回ちょうどの成功確率のみを求めることができます。
累積分布と単一確率の計算方法
BINOMDIST関数の累積パラメータをTRUEに設定すると、指定した成功数以下の累積確率を計算できます。この設定により、複数の確率値を一度に合計した結果を得ることが可能になります。
=BINOMDIST(10,50,0.2,TRUE)
この例では50回の試行で成功率20%のとき、10回以下の成功が起こる累積確率を計算しています。累積分布を使用することで、特定の範囲内での成功確率を効率的に求めることができます。
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