スプレッドシートのTRANSPOSE関数とは
TRANSPOSE関数は、配列やセルの範囲の行と列を入れ替える機能を持つ関数です。この関数を使用することで、縦に並んでいるデータを横に、横に並んでいるデータを縦に変換できます。
転置処理では、n行目のm列にある値が、m行目のn列に移動する仕組みとなっています。例えば4行目2列の値は、処理後に2行目4列の位置に配置されるというルールで動作します。
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基本的な構文と引数の指定方法
TRANSPOSE関数の基本構文は「TRANSPOSE(array_or_range)」という形式です。引数として配列または範囲を1つ指定するだけで、行と列を入れ替えた結果を取得できます。
TRANSPOSE(A1:C3)
TRANSPOSE({1,2;3,4;5,6})
引数に指定できるのは、セル範囲の参照やリテラル配列の両方が対応しています。セル範囲を指定する場合は「A1:D5」のような形式で、配列を直接指定する場合は波括弧とセミコロンを使用した形式で記述します。
配列サイズの変化と出力結果
m行×n列のデータをTRANSPOSE関数で処理すると、結果はn行×m列のサイズになります。つまり、元の行数が結果の列数に、元の列数が結果の行数に変換される仕組みです。
=TRANSPOSE(A1:B4)
// 4行×2列 → 2行×4列に変換
3行5列のデータを転置すると5行3列になり、1行10列のデータを転置すると10行1列の縦一列のデータに変換されます。この変換規則を理解しておくことで、データの配置を自在にコントロールできるようになります。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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