スプレッドシートのIMPORTFEED関数とは
IMPORTFEED関数はGoogleスプレッドシートで使用できるウェブ関数の一つで、RSSフィードやATOMフィードからデータを直接インポートする機能を提供します。この関数を使用することで、外部サイトのニュースフィード、ブログ更新情報、ポッドキャストの配信リストなど、XML形式で配信されているフィード情報をスプレッドシート内に取り込むことが可能です。
基本的な構文はIMPORTFEED(url, [query], [headers], [num_items])
となっており、最低限必要なのはフィードのURLのみになります。オプションパラメータを活用することで、フィード全体の情報、個別記事の詳細、特定の属性のみなど、用途に応じた柔軟なデータ抽出が実現できます。
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基本的なフィード情報の取得方法
IMPORTFEED関数でフィード自体の基本情報を取得するには、第2引数のqueryパラメータに"feed"
を指定します。この設定により、フィードのタイトル、説明文、URLなどの基本的なメタデータが1行で表示されるため、対象フィードの概要を素早く把握できます。
=IMPORTFEED("http://news.google.com/?output=atom", "feed", TRUE)
特定の属性のみを取得したい場合は"feed title"
や"feed description"
のように指定することで、タイトルや説明文などの個別データを抽出できます。第3引数にTRUEを設定するとヘッダー行が追加され、データの構造をより明確に把握することが可能です。
記事リストの詳細データ抽出設定
フィード内の記事一覧を取得する際は、queryパラメータに"items"
を指定するか、何も指定しないデフォルト状態で使用します。この設定では記事のタイトル、要約、URL、投稿日時などの詳細情報が表形式で取得され、第4引数のnum_itemsで取得する記事数を制限できます。
=IMPORTFEED("http://feeds.bbci.co.uk/news/rss.xml", "items", TRUE, 10)
個別の属性のみが必要な場合は"items title"
、"items summary"
、"items url"
、"items created"
のように指定することで、タイトル、要約、リンク、作成日時といった特定データだけを効率的に抽出することができます。この機能を活用することで、必要最小限の情報のみを取得し、スプレッドシートの処理速度向上と容量節約が図れます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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