スプレッドシートのCOUNTBLANK関数とは
COUNTBLANK関数はGoogleスプレッドシートにおいて指定した範囲内の空白セルの個数を数える関数です。この関数は数学カテゴリに分類され、データ分析や集計作業において欠損値や入力漏れを把握する際に重要な役割を果たしています。
COUNTBLANK関数は内容が入力されていないセルと空の文字列("")が含まれるセルの両方を空白セルとして認識します。この特性により、データの完全性をチェックする際やフォームの未入力項目を特定する場合に効果的に活用できます。
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基本的な構文と引数の指定方法
COUNTBLANK関数の基本構文は非常にシンプルで、範囲またはセル参照を引数として指定します。引数には単一のセル範囲だけでなく複数の値や範囲をカンマ区切りで指定することも可能です。
COUNTBLANK(A2:C100)
上記のサンプルコードではA2からC100までの範囲内にある空白セルの個数をカウントしています。この範囲には297個のセルが含まれており、そのうち空白のセルがいくつあるかを数値で返します。
複数の範囲を同時に指定する場合は引数をカンマで区切って記述します。この方法により離れた複数の範囲にある空白セルを一度に集計することができ、効率的なデータ分析が実現できます。
BigQuery版での使用方法と違い
BigQuery版のCOUNTBLANK関数はスプレッドシート版と構文が異なり、テーブル名とカラム名を指定する形式になります。この関数はデータカラム内のNULL値の個数を返し、大量のデータベースクエリで活用されます。
COUNTBLANK(table_name!fruits)
このサンプルコードはtable_nameテーブルのfruitsカラム内にあるNULL値の個数をカウントします。BigQuery版では英名でnullsと呼ばれるデータ型を対象とし、データウェアハウスでの分析作業に特化した機能となっています。
スプレッドシート版とは異なりBigQuery版では空の文字列ではなくNULL値のみを対象とします。この仕様の違いにより、データベース環境でのより正確なデータ品質管理が可能になっています。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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