スプレッドシートのCHOOSECOLS関数とは
CHOOSECOLS関数は、既存のデータ範囲から指定された列だけを選択して新しい配列を作成するGoogleスプレッドシートの配列関数です。この関数を使用することで、元のデータ範囲を変更することなく、必要な列のみを抽出したデータセットを別の場所に生成できます。
配列関数として分類されるCHOOSECOLS関数は、単一の数式で複数のセルに結果を出力する特徴を持っています。基本構文はCHOOSECOLS(array, col_num1, [col_num2])となっており、第一引数に対象となる配列、第二引数以降に抽出したい列番号を指定します。
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CHOOSECOLS関数の基本的な列選択機能
CHOOSECOLS関数の列番号指定では、正の整数だけでなく負の整数も使用可能で、これにより柔軟な列選択が実現できます。正の数値は左から数えた列番号を表し、1が最初の列、2が二番目の列というように指定されます。
=CHOOSECOLS(A1:E5, 1, 3, 1)
上記のサンプルコードでは、A1:E5の範囲から1列目、3列目、再び1列目を順番に抽出して新しい配列を作成しています。同じ列を複数回指定することも可能で、データの並び順を自由に変更したい場合に特に有効です。
負の列番号による右側からの列選択
負の列番号を使用することで、配列の右側から数えた列を選択することができる機能が提供されています。-1は最後の列、-2は最後から二番目の列を表し、データ範囲の右端から逆順で列を指定できます。
=CHOOSECOLS(A1:E5, 1, -1, -2)
このサンプルコードは、A1:E5の範囲から1列目(最初の列)、-1列目(最後の列)、-2列目(最後から二番目の列)を順番に抽出します。負の列番号機能により、データ範囲の列数を事前に把握していなくても、右端の列を確実に選択することが可能です。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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