スプレッドシートのCOUNTUNIQUE関数とは
COUNTUNIQUE関数は、指定したリストや範囲内から重複しない一意の値の個数を数える数学関数として機能します。Google スプレッドシートにおいて、データ分析や重複値の確認作業で頻繁に活用されている関数の一つです。
この関数は単一のデータ列に対する一意のカウントと、複数の値や範囲を組み合わせた一意のカウントの2つの使用形式に対応しています。BigQuery連携機能においてもCOUNTUNIQUE関数が提供されており、大規模データの一意性分析にも活用できます。
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基本的な構文パターン
COUNTUNIQUE関数の第一の構文形式はCOUNTUNIQUE(value1, [value2, ...])
で表現され、最大30個の引数を受け付けます。この形式では範囲指定や個別値を任意の数だけ組み合わせて指定でき、例えばCOUNTUNIQUE(A1:C100)
のような範囲指定が可能です。
COUNTUNIQUE(A1:C100)
COUNTUNIQUE(1,1,2,3,5,8,13,A2,B6:B9)
COUNTUNIQUE("商品A","商品B","商品A","商品C")
実際の運用では範囲とスカラー値を組み合わせた複合的な指定方法が多く利用されており、データの性質に応じて柔軟な引数設定が行えます。Google スプレッドシートでは仕様上30個を超える引数も処理可能となっており、大規模なデータセットでの一意性確認にも対応しています。
BigQuery連携での列指定形式
BigQueryと連携したデータ処理ではCOUNTUNIQUE(column)
の構文形式を使用し、特定のデータ列に対する一意値カウントを実行できます。この形式はデータベーステーブルの列名を直接指定する方法で、大容量データの集計処理において優れたパフォーマンスを発揮します。
COUNTUNIQUE(table_name!fruits)
COUNTUNIQUE(sales_data!customer_id)
COUNTUNIQUE(product_table!category)
複数列にまたがった一意行のカウント機能は現在サポートされていないため、行レベルでの重複確認が必要な場合は別のアプローチが必要となります。この制限により、列単位での一意性分析に特化した設計となっており、データベース管理における標準的な集計パターンに適合しています。
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