スプレッドシートのEXP関数とは
EXP関数はオイラー数eを底とする指数関数を計算するGoogleスプレッドシートの数学関数です。オイラー数e(約2.718)を指定した指数で累乗した値を返す機能を提供します。
EXP関数の基本構文はEXP(指数)
となり、引数には累乗したい指数を数値または参照セルで指定します。この関数は自然対数の逆関数として機能し、統計計算や確率分布の計算において重要な役割を果たしています。
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EXP関数の基本的な使用例
EXP関数を使用する最もシンプルな例として、EXP(2)
と入力するとeの2乗である約7.389が返されます。セル参照を使用する場合はEXP(A2)
のように記述し、A2セルの値を指数として計算できます。
=EXP(2)
=EXP(A2)
=EXP(0.5)
これらの数式を実際にセルに入力すると、それぞれ異なる結果が表示されます。EXP関数は負の値を指数として受け取ることも可能で、EXP(-1)
の場合は約0.368という1未満の値を返すのです。
EXP関数とLN関数の相互関係
EXP関数は自然対数を表すLN関数の逆関数として機能し、EXP(LN(x))
は常に元の値xを返します。同様にLN(EXP(x))
も元の指数値xを返すという数学的性質を持っているのです。
=EXP(LN(10))
=LN(EXP(3))
=EXP(LN(A1))
この相互関係を利用することで複雑な数学計算を簡素化でき、特に対数変換が必要なデータ分析において威力を発揮します。金融計算における複利計算や成長率の算出においても、EXP関数とLN関数の組み合わせが頻繁に使用されるのです。
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