スプレッドシートのFORMULATEXT関数とは
FORMULATEXT関数は、指定したセル内の数式を文字列として返すGoogleスプレッドシートの参照関数です。この関数を使用することで、セルに入力されている数式の内容を確認したり、数式を文字として別の場所に表示させることが可能になります。
FORMULATEXT関数の基本構文は「FORMULATEXT(セル)」であり、引数として指定したセルに含まれる数式をそのまま文字列形式で出力します。数式バーに表示される内容と同じものが返されるため、セル内の計算式を視覚的に確認する際に重要な役割を果たします。
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FORMULATEXT関数の基本的な使用方法
FORMULATEXT関数を実際に使用する場合、まず対象となるセルに数式を入力し、その後別のセルからFORMULATEXT関数を呼び出して参照します。例えば、A2セルに「=10+10」という数式が入力されている場合、B2セルに「=FORMULATEXT(A2)」と入力することで「=10+10」という文字列が表示されるのです。
=FORMULATEXT(A2)
関数の結果として表示されるのは、数式の計算結果ではなく数式そのものの文字列表現になります。これにより、複雑な数式の構造を確認したり、数式をドキュメント化する際に活用でき、スプレッドシートのメンテナンスや教育目的での利用に適しています。
FORMULATEXT関数の特殊な動作特性
FORMULATEXT関数には循環参照を自動的に回避する機能が組み込まれており、自分自身を参照するセルを指定した場合でも適切に処理されます。具体的には、A6セルに「=FORMULATEXT(A6)」と入力した場合、エラーが発生することなく「=FORMULATEXT(A6)」という文字列が返されるという特徴があります。
=FORMULATEXT(A4:A5)
範囲を引数として指定した場合、FORMULATEXT関数は指定された範囲の左上のセルのみを評価対象とする仕様になっています。例えば「A4:A5」という範囲を指定した場合、A4セルに含まれる数式のみが文字列として返され、A5セルの内容は無視されるため、範囲指定時には注意が必要です。
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