スプレッドシートのPMT関数とは
PMT関数は定期的な定額支払いと一定利率に基づいて、年金投資の定期支払額を計算する財務関数です。この関数は住宅ローンの月々返済額や車のローン支払額など、定期的な支払いが必要な金融商品の計算で使用されます。
PMT関数の基本構文は「PMT(利率, 期間数, 現在価値, 将来価値, 期末または期首)」となっており、最低3つの引数が必要です。計算結果は通常負の値で表示され、これは支払い(出金)を表現する会計の慣例に基づいています。
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PMT関数の基本的な引数設定
PMT関数で最も重要な引数は利率、期間数、現在価値の3つであり、これらは必須の入力値となります。利率は1期間あたりの利率を指定し、年利の場合は支払回数で割る必要があります。
=PMT(0.05/12, 30*12, 100000)
期間数は支払いを行う総回数を指定し、現在価値は借入金額や投資の元本を入力します。将来価値と期末・期首の指定はオプション引数で、省略した場合は将来価値0、期末払いとして計算されます。
PMT関数の実際の計算例
住宅ローンの月額返済額を計算する場合、年利5%で30年間の1億円借入では具体的な設定が必要になります。年利を月利に変換するため12で割り、期間も年数に12を掛けて月数に変換します。
=PMT(0.05/12, 30*12, 100000000)
=PMT(A2, B2, C2, D2, 1)
セル参照を使用した場合、利率をA2、期間数をB2、現在価値をC2に入力し、将来価値をD2に設定できます。最後の引数「1」は期首払いを指定しており、0または省略すると期末払いとして計算されます。
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