スプレッドシートのYEN関数とは
YEN関数は数値を現地の通貨に変換するGoogleスプレッドシートの組み込み関数です。この関数を使用することで、数値データを自動的に通貨表示形式に変換し、視覚的に分かりやすい財務データの表現が可能になります。
YEN関数の基本構文は「YEN(数値, [小数点以下の桁数])」で、第二引数は省略可能でデフォルトは2となっています。この関数は英名では「DOLLAR」と呼ばれており、同じ機能を持つ関数として国際的に使用されています。
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YEN関数の基本的な記述方法
YEN関数を実際にセルに記述する場合、最も基本的な形式は数値のみを指定する方法です。例えば売上データや価格情報などの数値を通貨形式で表示したい場合に使用されます。
=YEN(1234)
=YEN(2.35)
=YEN(98765.432)
これらの例では、第一引数に指定した数値が自動的に現地の通貨形式で表示されることになります。セルの言語設定が日本語の場合、円マークが付加された形式で出力される仕組みです。
小数点以下の桁数を指定した記述方法
YEN関数では第二引数を使用して小数点以下の表示桁数を細かく制御できます。財務計算や会計処理において、特定の桁数での表示が求められる場合に重要な機能となります。
=YEN(1.2351, 4)
=YEN(123.456, 1)
=YEN(987.654321, 0)
YEN関数で使用する通貨形式はスプレッドシートの言語・地域設定に準拠するため、日本語環境では円表示となります。また、この関数はテキスト出力形式のため、数値計算には直接使用できない特徴があります。
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