スプレッドシートのNETWORKDAYS関数とは
NETWORKDAYS関数は、指定した2つの日付の間に含まれる営業日数を計算するGoogleスプレッドシートの日付関数です。土曜日と日曜日を自動的に休日として除外し、実際の就業日のみをカウントする機能を提供します。
この関数は英名では「Network Days」と呼ばれ、プロジェクト管理や業務計画において必要な作業日数を正確に算出する際に重要な役割を果たします。基本的な構文はNETWORKDAYS(開始日, 終了日, 休日)となっており、第3引数の休日パラメータは任意で指定できます。
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基本的な構文パターンと引数指定
NETWORKDAYS関数の第1引数には期間の開始日を指定し、第2引数には終了日を入力することで基本的な営業日計算が実行されます。引数は日付値、セル参照、DATE関数など複数の形式で指定でき、柔軟な日付データの処理に対応しています。
=NETWORKDAYS(DATE(2024,1,1),DATE(2024,1,31))
=NETWORKDAYS(A2,B2)
=NETWORKDAYS("2024/1/1","2024/1/31")
第3引数の休日パラメータは配列または範囲で指定し、特定の祝日や会社独自の休業日を除外計算に含めることができます。この引数は省略可能で、指定しない場合は土曜日と日曜日のみが休日として扱われる仕様になっています。
休日配列を含む応用的な計算方法
複数の祝日を同時に除外する場合は、波括弧を使用した配列形式で日付データを指定し、より精密な営業日計算を実行します。この方法により、国民の祝日や会社の創立記念日など、複数の特別休業日を一括で処理できます。
=NETWORKDAYS(A1,B1,{DATE(2024,1,1),DATE(2024,12,31)})
=NETWORKDAYS("2024/4/1","2024/4/30",C1:C10)
セル範囲を休日引数に指定する方法では、別途作成した祝日リストを参照して動的な営業日計算が可能になります。この手法は年間を通じた長期プロジェクトの工数計算や、四半期ごとの業務計画立案において特に有効な機能です。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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