スプレッドシートのREPT関数とは
REPT関数は、指定されたテキストを指定した回数だけ繰り返して表示するテキスト操作関数です。基本構文はREPT(繰り返すテキスト, 繰り返し回数)
の形式で、第1引数にはリピートするテキスト、第2引数には繰り返し回数を指定します。
この関数は英名では「REPEAT」の省略形として呼ばれており、セル内で同一文字列を効率的に複製したい場合に活用されます。繰り返し回数の上限は32,000文字制限内で、これを超過すると#VALUE!エラーが返される仕様となっています。
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REPT関数の基本的な実装方法
REPT関数の基本的な使用方法では、第1引数に繰り返したいテキストを直接指定するか、セル参照を使用します。文字列を直接指定する場合、ダブルクォーテーション内に対象テキストを記述し、第2引数で繰り返し回数を数値で指定するのが標準的な書式です。
=REPT("ha",4)
上記のサンプルコードは「ha」という文字列を4回繰り返し、「hahahaha」という結果を生成します。セル参照を使用する場合は=REPT(A2,3)
のように記述し、A2セルの内容を3回繰り返す処理が実行されます。
REPT関数における空白処理の詳細仕様
REPT関数は繰り返されるテキスト間に自動的なスペースを挿入せず、連続したテキストとして出力する特性があります。スペースが必要な場合は、第1引数のテキスト末尾にスペースを明示的に追加する必要があり、この処理により結果にトレーリングスペースが含まれる可能性があります。
=REPT("Hello ",3)
上記のコードは「Hello Hello Hello 」という結果を出力し、末尾にスペースが残る形になります。不要なスペースを除去したい場合はTRIM関数と組み合わせ、=TRIM(REPT("Hello ",3))
のように記述することで綺麗な文字列を生成できます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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