スプレッドシートのHOUR関数とは
HOUR関数は、指定された時刻から時間の部分を数値形式で抽出する関数です。この関数は時間データの時の部分のみを整数として取得でき、他の時間関連計算や条件分岐で活用できます。
入力値として、セルの参照、日時を返す他の関数、または数値形式の時刻データを受け取れます。Google スプレッドシートでは日付と時刻を数値として内部処理するため、入力データは適切な形式である必要があります。
【PR】プログラミングや生成AIを無料で学べる「コードキャンプフリー」
基本的な構文と引数の仕様
HOUR関数の構文はHOUR(time)という形式で記述し、timeパラメータには時刻データを指定します。引数には日時を含むセル参照、TIME関数などの日時返却関数、または数値形式の時刻データを渡せます。
=HOUR(TIME(11,40,59))
=HOUR(A2)
=HOUR("20:49:59")
関数は入力された時刻データから時間部分を0から23の整数値で返却します。日付のみが指定されたセルに対しては、時刻部分が0:00:00として扱われるため0が返されます。
実際の使用例とエラー回避方法
HOUR関数を使用する際は、入力データの形式に注意が必要で、直接的な時刻文字列は自動変換されません。たとえばHOUR(12:00:00)と記述するとエラーが発生するため、適切な引用符で囲むか関数経由で指定します。
=HOUR("12:30:45") // 正しい記述
=HOUR(40909.0004) // 数値形式での指定
=HOUR(NOW()) // 現在時刻から取得
実用例として、勤務時間の集計や営業時間の判定などで活用でき、IF関数と組み合わせて条件分岐処理も可能です。特に時間帯別の集計や分析において、HOUR関数は他の計算処理の基礎データとして重要な役割を果たします。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
- Canvaとは?使い方やアカウント登録などを初心者向けに解説
- git configで設定情報を確認・表示する方法
- 「Pythonはやめとけ」と言われる理由と学習するメリット
- Ubuntuのversionを確認する方法
- Geminiで画像を生成する方法|ChatGPTとの比較結果も紹介