スプレッドシートのACOS関数とは
ACOS関数は、値の逆コサインをラジアン単位で返す数学関数です。この関数を使用することで、-1から1までの値に対してその逆コサインを計算し、0からπの範囲内での角度を求めることができます。
コサインは周期的な関数であるため、逆関数には多くの解が存在しますが、ACOS関数は0からπまでの範囲の解を返します。この特性により、三角関数の計算において一意の結果を得ることが可能になります。
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ACOS関数の基本的な構文と使用例
ACOS関数の基本構文は「ACOS(value)」となり、valueには-1から1の範囲内の値を指定する必要があります。この範囲外の値を指定した場合、エラーが発生するため、入力値の範囲を事前に確認することが重要です。
=ACOS(0)
=ACOS(A2)
=ACOS(1)
上記のサンプルコードでは、ACOS(0)は90度(π/2ラジアン)を返し、ACOS(1)は0度(0ラジアン)を返します。セル参照A2を使用する場合、該当セルの値が-1から1の範囲内であることを確認してから実行してください。
DEGREES関数との組み合わせによる角度変換
ACOS関数の結果はラジアン単位で返されるため、度数法で角度を表示したい場合はDEGREES関数と組み合わせて使用します。この組み合わせにより、一般的に使用される度数での角度表示が可能になります。
=DEGREES(ACOS(0.5))
=DEGREES(ACOS(A1))
DEGREES(ACOS(0.5))を実行すると60度という結果が得られ、これは0.5の逆コサインが60度であることを示しています。このような関数の組み合わせにより、三角関数の計算結果を直感的に理解しやすい形式で表示できます。
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