スプレッドシートのUPPER関数とは
UPPER関数は、Googleスプレッドシートで文字列を大文字に変換するために使用するテキスト関数の一種です。この関数は、指定したテキストデータに含まれる小文字のアルファベットを自動的に大文字に変換し、統一された文字列フォーマットでデータを管理できるようになります。
UPPER関数の基本的な構文はUPPER(テキスト)
という形式になっており、引数には変換したい文字列または文字列を含むセル参照を指定します。英名では「UPPER function」と呼ばれており、アルファベットの大文字への変換処理を実行するために設計された専用の関数として位置付けられています。
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UPPER関数の基本的な使用方法
UPPER関数を使用する際の基本的な手順として、まず対象となるセルに関数を入力し、引数に変換したいテキストまたはセル参照を指定します。直接文字列を指定する場合はUPPER("lorem ipsum")
のように引用符で囲み、セル参照を指定する場合はUPPER(A2)
のようにセル番地を記述する形式となります。
=UPPER("hello world")
上記のサンプルコードでは、「hello world」という小文字の文字列が「HELLO WORLD」に変換されて出力されます。セル参照を使用した場合も同様に、指定されたセルに含まれるテキストデータがすべて大文字に変換され、結果が関数を入力したセルに表示される仕組みです。
セル参照を使用したUPPER関数の実装
セル参照を活用したUPPER関数の実装では、データが格納されているセルを直接参照して大文字変換を実行できます。A列にテキストデータが入力されている場合、B列に=UPPER(A1)
のような形式で関数を記述し、オートフィル機能を使用して複数行のデータを一括で変換処理することが可能になります。
=UPPER(A1)
このサンプルコードをB1セルに入力すると、A1セルに含まれるテキストが大文字に変換されてB1セルに表示されます。関数をコピーして他のセルに貼り付けることで、相対参照により自動的にセル番地が調整され、A2、A3といった連続するセルのデータも順次大文字に変換することができます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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