スプレッドシートのEDATE関数とは
GoogleスプレッドシートのEDATE関数は、指定した起算日から特定の月数だけ前または後の日付を自動計算する関数です。この関数はプロジェクトの期限設定や定期的なスケジュール管理において、手動計算の手間を省き正確な日付計算を実現できます。
EDATE関数の基本構文はEDATE(開始日, 月数)
という形式で、第一引数に基準となる日付、第二引数に加算または減算する月数を指定します。月数に正の数値を入力すると未来の日付を、負の数値を入力すると過去の日付を取得でき、ビジネスシーンでの日程管理に幅広く活用されています。
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EDATE関数の基本的な使用方法
EDATE関数を実際に使用する際は、開始日として日付形式のセル参照またはDATE関数を用いた日付指定を行う必要があります。関数内で直接「2024/1/1」のような形式で日付を入力するとエラーが発生するため、DATE関数やシリアル番号での指定が推奨されます。
=EDATE(DATE(2024,1,15), 3)
=EDATE(A2, -6)
=EDATE(45000, 12)
第二引数の月数には小数点を含む数値も入力できますが、小数部分は自動的に切り捨てられて整数として処理されます。例えばEDATE(A2, 2.8)
はEDATE(A2, 2)
として計算され、指定した月数の整数部分のみが適用されることになります。
EDATE関数のエラー回避と注意点
EDATE関数で最も注意すべき点は、開始日の指定方法における数値フォーマットの違いです。セルに直接入力された日付は自動変換されますが、関数内では数値形式でのみ日付を認識するため、適切な日付関数の使用が必須となります。
=EDATE(DATEVALUE("2024/3/15"), 6)
=EDATE(TO_DATE(45000), -3)
=EDATE(TODAY(), 1)
計算結果が存在しない日付になる場合、EDATE関数は自動的に該当月の最終日を返すように調整されます。例えば1月31日から1ヶ月後を計算した場合、2月には31日が存在しないため2月28日(うるう年では29日)が返され、実用的な日付管理を可能にしています。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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