スプレッドシートのACOTH関数とは
ACOTH関数は値の逆双曲線コタンジェントをラジアン単位で返す数学関数です。この関数は双曲線関数の逆関数として位置づけられており、双曲線幾何学や特定の数学的計算で使用されます。
基本構文はACOTH(値)
の形式で記述し、引数として指定した値に対する逆双曲線コタンジェントの値を計算します。計算結果は常にラジアン単位で返されるため、度数に変換する場合はDEGREES関数との組み合わせが必要です。
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ACOTH関数の基本的な記述方法
ACOTH関数を使用する際は=ACOTH(値)
の形式でセルに記述し、値の部分には数値または数値が格納されたセル参照を指定します。引数として-1から1の範囲の値を指定すると#NUM!エラーが返されるため、絶対値が1より大きい値のみ計算可能です。
=ACOTH(2)
=ACOTH(10)
=ACOTH(A1)
実際の計算例として=ACOTH(4)
を入力すると0.2554128119が返され、=ACOTH(-4)
の場合は-0.2554128119が結果として表示されます。負の値を指定した場合でも絶対値が1より大きければ正常に計算されるため、正負両方の値で使用できます。
ACOTH関数の計算結果の特性
ACOTH関数の計算結果は常にラジアン単位で返されるため、度数での表示が必要な場合はDEGREES関数と組み合わせる必要があります。=DEGREES(ACOTH(値))
の形式で記述することで、逆双曲線コタンジェントの結果を度数に変換して表示できます。
=DEGREES(ACOTH(4))
=ACOTH(10)*180/PI()
=DEGREES(ACOTH(A2))
数学的な表記では「arccoth」や「coth-1(x)」として表現されることがあり、英名ではinverse hyperbolic cotangentと呼ばれています。この関数は双曲線関数のCOTH関数の逆関数として機能し、入力値の制約により使用範囲が限定される特殊な数学関数です。
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