スプレッドシートのIMEXP関数とは
IMEXP関数は、Googleスプレッドシートにおいてオイラー数e(約2.718)を底とする複素数のべき乗を計算するエンジニアリング関数です。複素数の指数を引数として受け取り、数学的な複素指数関数の結果を返します。
この関数の数学的定義は「IMEXP(x+yi) = e^x * cos(y) + i * e^x * sin(y)」として表現されます。実数部分と虚数部分を持つ複素数に対して、オイラーの公式に基づいた計算を実行できます。
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IMEXP関数の基本構文と引数指定方法
IMEXP関数の基本的な構文は「IMEXP(指数)」となり、引数には複素数を文字列形式または他の複素数関数の結果を指定します。複素数は「2+3i」や「2-4j」のような形式で記述し、虚数単位には「i」または「j」を使用できます。
=IMEXP("2+3i")
=IMEXP("2-4j")
=IMEXP(COMPLEX(2, 3))
引数として渡す複素数は、COMPLEX関数の結果を直接参照することも可能です。文字列形式で指定する場合は、実数部と虚数部の間に演算子(+または-)を明記し、虚数単位を必ず付ける必要があります。
IMEXP関数の計算結果と出力形式
IMEXP関数は計算結果を複素数形式で返し、実数部と虚数部を「+」または「-」で結んだ文字列として出力します。例えば「=IMEXP("1+i")」の場合、結果は「1.46869393991589+2.28735528717884i」のような形式で表示されます。
=IMEXP("1+i")
結果: 1.46869393991589+2.28735528717884i
=IMEXP("2-2j")
結果: -3.07493232063936-6.71884969742825j
負の虚数部を持つ計算結果では、虚数部の前に「-」記号が表示され、全体として複素数の標準的な表記形式が維持されます。この出力結果は他の複素数関数の引数として直接利用することができます。
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