スプレッドシートのIMSUB関数とは
IMSUB関数は、Googleスプレッドシートにおけるエンジニアリング系関数の一つで、2つの複素数の差を計算する際に使用されます。この関数は複素数の減算処理を自動化し、複素数の実部と虚部をそれぞれ独立して計算処理を実行できます。
複素数の減算は数学的に(a+bi) - (c+di) = (a-c) + (b-d)iという公式で定義されており、IMSUB関数はこの計算を内部的に実行しています。関数の基本構文はIMSUB(複素数1, 複素数2)となっており、第一引数から第二引数を減算した結果を返します。
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IMSUB関数の基本的な使用方法
IMSUB関数では複素数を文字列形式で引数に指定し、"6+5i"
のように実部と虚部を含む形式で記述します。虚数単位にはi
またはj
を使用でき、工学系の計算ではj
がよく用いられることも特徴です。
=IMSUB("6+5i", "2+3i")
上記の例では、第一複素数6+5iから第二複素数2+3iを減算し、結果として4+2iが返されます。実部同士の減算(6-2=4)と虚部同士の減算(5i-3i=2i)がそれぞれ独立して実行され、最終的な複素数として出力される仕組みです。
COMPLEX関数との連携活用
IMSUB関数は単独での文字列形式による複素数指定だけでなく、COMPLEX関数で生成された複素数オブジェクトも引数として受け取れます。COMPLEX関数を使用することで、実部と虚部を個別の数値として指定し、より柔軟な複素数計算が可能になります。
=IMSUB(COMPLEX(20, 5), COMPLEX(4, 0))
この記述方法では、COMPLEX(20, 5)で20+5iの複素数を生成し、COMPLEX(4, 0)で4+0iの実数を複素数形式で表現しています。結果として16+5iが返され、文字列形式での記述と同等の計算結果を得ることができる仕組みです。
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