スプレッドシートのISDATE関数とは
ISDATE関数はGoogleスプレッドシートの情報関数の一つで、指定した値が日付として認識できるかどうかを判定する機能です。この関数は値が有効な日付形式である場合にTRUEを、そうでない場合はFALSEを返すブール値(論理値)を提供します。
データ検証や条件分岐処理において、セルに入力されている値が正しい日付フォーマットであるかを自動的に確認できます。特にデータの整合性チェックや、大量のデータを扱う際の品質管理に活用される重要な関数となっています。
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基本的な構文と引数の詳細
ISDATE関数の基本構文は=ISDATE(値)
という形式で記述し、引数には検証したい値を指定します。この引数には文字列として入力された日付、セル参照、または数値を設定することが可能です。
=ISDATE("2023/12/25")
=ISDATE("July 20 1969")
=ISDATE(A1)
文字列として直接日付を指定する場合は必ず二重引用符で囲む必要があり、セル参照を使用する場合は引用符は不要です。関数は様々な日付形式を認識でき、MM/DD/YYYY、YYYY-MM-DD、月名 日 年などの形式に対応しています。
実際の使用例と判定結果
有効な日付として認識される例には=ISDATE("July 20 1969")
や=ISDATE("1969-20-07")
があり、これらはTRUEを返します。一方で不完全な日付情報や存在しない日付は適切に判定されるのです。
=ISDATE("July") // FALSE
=ISDATE("Feb 30") // FALSE
=ISDATE("2023/13/01") // FALSE
月名のみの入力や存在しない日付(2月30日や13月1日など)に対してはFALSEが返されるため、データの妥当性を確実に検証できます。この判定機能により、条件付き書式設定やIF関数と組み合わせて、データ入力エラーの自動検出システムを構築することが実現します。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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